全長4メートル!史上最大の肺魚の化石
読売新聞 11月18日(木)14時45分配信
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米国で発見された史上最大の肺魚の歯化石=島田准教授提供 |
推定全長は約4メートルで、現在生息している肺魚の2倍以上に達するという。
化石は最長部分で約12センチ。ネブラスカ州の住民の収集品として、70年間、同州立博物館に保管されたままになっていた。最近になって、米デポール大学の島田賢舟(けんしゅう)准教授らが化石を調べ、現在も近縁種がオーストラリアに生息する「ケラトダス」という肺魚のものと判明。米古脊椎(せきつい)動物学会で報告された。
歯の形などの特徴から、約1億6000万〜1億年前(ジュラ紀後期〜白亜紀前期)に生息したと推定される。西隣のワイオミング州に、肺魚化石が発見されることで知られる同時期の地層があることから、同州の化石が川に運ばれるなどして、ネブラスカ州で発見されたのではないかとみられている。
最終更新:11月18日(木)14時45分
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