民主党の小沢元代表は、18日夜、党内の当選1回の衆議院議員との会合に参加し、「このままでは民主党は死んでしまう」などと述べ、菅政権の現状に懸念を示すとともに、早期に衆議院が解散される可能性もありうるという認識を示しました。
民主党の小沢元代表は、このところ党内の若手議員との会合に連日参加しており、18日夜も、みずからに近い当選1回の議員20人余りとの会合に参加しました。この中で小沢氏は「今は、菅政権も民主党も厳しい状況にある。これを打開するために、みんなで集まって議論し、答えを出していくことが大事だ。このままでは民主党は死んでしまう」と述べ、菅政権の現状に懸念を示しました。そのうえで、小沢氏は「この状況であれば、衆議院の解散がありうるので、常在戦場の気持ちで頑張ってもらいたい」と述べ、早期に衆議院が解散される可能性もありうるという認識を示しました。また、18日夜の会合では、小沢氏を最高顧問に迎え、小沢氏に近い当選1回の衆議院議員50人余りが参加する新たな政策グループを今月25日をめどに発足させることも確認しました。