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【群馬】桐生・自殺した女児のクラス 臨時教員を配置 担任補助し児童らケア2010年11月18日 県教育委員会は十七日、桐生市立新里東小六年の上村明子さん(12)が自殺し、家族が「いじめが原因」と訴えている問題の発生を受けて、明子さんが所属していた同小のクラスに臨時の男性教員を一人配置したことを明らかにした。配置は一日付で、来年三月末までをめどに、担任教諭の教務を補助する。 理由については「(明子さんの自殺という)事件でショックを受けた児童らを落ち着かせるために、該当クラスへの対応を支援する必要があると判断した。県教委からの提案に基づき、桐生市教育委員会から(教員配置の)正式な要請を受けた」と説明している。 一方、県内の公立小中学校でのいじめ被害の実態把握を目的に、各市町村教委に実施を求めたアンケートについては、十九日を期限に取りまとめることも明らかにした。二十五日には、各市町村教委の担当課長を集めた緊急連絡会議を開催し、アンケート結果などを基にいじめ問題への取り組みを議論する。 県教委の福島金夫教育長は、桐生市教委が第三者による調査委員会の設置を決めたことについて「調査の結果を慎重に待ちたい」と述べるにとどまった。 (中根政人)
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