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医師が医療用麻薬使用…容疑で逮捕 mixi Check
所持容疑の看護師も
神奈川県警は18日、横浜市立大付属市民総合医療センター(横浜市南区)の麻酔科医師永井正一郎容疑者(37)(同市都筑区中川中央)と看護師吉村文香容疑者(31)(同市磯子区汐見台)を麻薬及び向精神薬取締法違反容疑で逮捕した。
発表によると、2人は8月、治療以外の目的で所持や使用が禁じられている医療用麻薬「フェンタニル」計約50ミリ・リットルを吉村容疑者の自宅マンションで所持した疑い。永井容疑者は8月に注射器を使ってフェンタニルを使用した疑いも持たれている。
永井容疑者は2003年から同センターに勤務し、現在は高度救命救急センター集中治療部麻酔科で救命医を担当していた。
県警は8月下旬、市民総合医療センターから「医師が麻薬を使用している可能性がある」と相談を受けて捜査。永井容疑者の車からフェンタニルの入った注射器が見つかり、尿検査で陽性反応が出たため、県警は今月16日に2人の逮捕状を取った。永井容疑者は体調不良を訴えて入院していたため、退院を待って逮捕した。
永井容疑者は「間違いない」と使用を認めているが、所持については一部否認。吉村容疑者は「(永井容疑者に)頼まれて持っていた」などと供述しているという。
同センター総務課は「事実関係を確認中のためコメントできない」としている。
(2010年11月18日 読売新聞)
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