2010年9月20日 1時12分 更新:9月20日 9時59分
【北京・成沢健一】中国外務省によると、王光亜外務次官は19日午後10時(日本時間同11時)、丹羽宇一郎駐中国大使に電話で抗議する一方、「船長を即時無条件で釈放しなければ、強烈な対抗措置を取る」と警告した。北京の日本大使館によると電話でのやり取りは約10分に及んだという。丹羽大使は冷静かつ慎重な対応を求めた。また、中国側が機材を搬入したことが明らかになった東シナ海のガス田「白樺」について「合意に反するようなことがあれば、しかるべき措置を検討せざるを得なくなる」と申し入れた。