オバマ大統領:ルーツはイラン?…イスラム教指導者が発言

2010年9月20日 0時50分 更新:9月20日 1時34分

 【テヘラン鵜塚健】イラン中部のイスラム教シーア派聖地コムで、宗教指導者エルファン師は17日、講義で「オバマ米大統領の祖先はイランだ。(ファーストネームの)バラクがそれを示している」と発言した。イラン紙シャルグが伝えた。

 エルファン師は米国で起きたコーラン焼却問題を強く批判した後、オバマ氏のルーツに触れた。「バラクという名前は(古い)ペルシャ語でラクダの毛を意味する単語にきわめて近い」と指摘し、「祖先は、ラクダの毛を売る商人が多かった(イラン南部)ブシェールの出身だ」と語った。その上で「イスラム教は米ホワイトハウスにも影響を与えている」と述べ、イスラムの優位性を強調した。

 発言の信ぴょう性は不明。オバマ氏の父親はイスラム教徒のケニア人で、母親は米国人。ミドルネームのフセインはイスラム教に由来するとされるが、本人はキリスト教徒だ。

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