世界的な大不況と言われている昨今ですが、この日本では
ご多聞に漏れず失業率は留まるところを知らない伸び率を
記録しているのはご存知でしょう。
そんな中でわが国日本が背負っている負債は現在まで900兆円!
しかも、日本のこの負債の大部分は、対外債務ではなく、
国内債務です。
つまり、日本政府がこの膨大な額の借入れをしている相手は、
外国からではなく、私たち国民からなのです!汗
対外債務でなければ、以前アルゼンチンが面したような
国家の経済破綻ということはあり得ないにしても、政府がこの
問題を改善するためにどんな手を打つことがあるのかを考えて
行く必要はあるのです。
対外債務だの国内債務と言っても、具体的にどういうことか
理解しにくいこともあると思いますので、これを私たち
個人の借金に置き換えて考えてみます。
この日本を日本家という家族に置き換えて考えてみると、
お父さんが、お母さんからお金を借りているという図式です。
アルゼンチン家の場合はお父さんがサラ金から借りてきちゃった
構図になります。
なので、結論から言うと、日本家の場合はアルゼンチン家
のような破綻のしかたは、単純にはしないと思います。
とは言え、ここで言うところのお母さんは、我々国民です。
お父さんが使い込んでいることには変わりはありませんが、
お母さんは財産をずいぶんと持っているので大丈夫じゃないか
というのが「破綻はしません論」ということになります。
が、しかし、国民が民主主義のうえで債権発行を許容している
以上、この負債はわれわれ国民のものであり、債権を発行しての
公共事業は未来の自分たちへの仕事を奪ってまで現状を
食いつないでいる状態になっていると思います。
簡単に言うと、国民(お母さん)が抱えていると思っている
貯金は、いつのまにかお父さんによって使い込まれていた!
みたいな話になります。
どちらにしろ、これはわれわれが返済しなければならない
債務であり、インフレを目指して債務を減らそうとすれば
国民の資産も目減りするし、現状を維持して債務を返済しようと
すれば、相応な緊縮財政&増税により苦しむという図式に
変わりがありません。
国は破綻はしませんが、破綻をする個人や会社が多くでるのは
間違いありません。
というより、すでにこれは社会問題になるほど、
具現化しているわけです。
ここで次のことを考えてみて下さい。
「海外市場にコネクションを持つことの重要性」
お父さんが、お家にあった預金を使い込んでしまっているのは
確かなので、何らかの方法で未来にわたり搾取されますが、
通常は税金という形になります。
日本の場合お金をもっているのは、墓場が近い世代が多いので、
土地の固定資産を流動化させるために、今までは相続税を強化
してきました。
そうすることによりほぼ恨まれることなくお父さんの使い込みは
続けられましたが、それが底をついてしまって、ここへ来て
その矛先は消費税へと向けられて来ているようです。
一度、使い込みの快感を味わってしまったお父さんが、
心を入れ替えて今までの体たらくを改善し、地道にお母さんに
返済していくことは間違ってもないでしょう。
間違ってもないと言うより、その快感を追い求めるために
さらに使い込みは勢いをつけるだろうというのが正論です。
どんな聞こえの良い建前を立てようが、あらゆる増税の目的は
今後も更に、自分が使い込みを続けるためということを忘れては
ならないのです。
そして、その使い込みが限度を超えてしまって・・・
(´・д・`)<「あんた!それは子供の今晩の夕飯代なの!!
もう3日もなにも食べてないのよ!」
みたいな、奥さんの着物を剥いで質屋にもっていくような、
ろくでなし亭主になり下がってしまったということになります。
強引にでもポジティブな予測を立てれば、900兆円の使い込み
が奥さんにふりかかって、奥さんがひもじい思いをするぐらい
で済みます。(笑)
これは既に旦那が使い込んでしまった分なので、今から騒いでも
しかたがないです。
問題はこの900兆円がどこまで増えるのかです。
これを増やさないようにできれば、奥さんの貯金が封鎖されたり
はせずに、税金という形で十分だというのが大方の見方です。
もしそれでも賄えないということになると、最悪のシナリオ
である「預金封鎖」を大前提に準備をしていないと、大変な
ことにもなるわけです。
国外の市場で凌ぎを削ってきている私にすれば、今の日本の
ドタバタ政治を見れば、浮き足立っているのは火を見るよりも
明らかです。(私ではなくてもわかりますか?苦笑)
まあ、そうなってからあ〜だ、こ〜だと言ったところで後の祭り
ということになりますが・・・さて、あなたの選択は??
奇麗事が大嫌いな私個人的には、当初から日本の行政、また政府
などには爪の垢程度の期待も信頼も持ち合わせてはいません。
何に対しても、臭い物には蓋をしろ! といった短絡的な日本の
お役人のやり方には、どうにも付いていくことができないから
です。
って言うか、日本の社会そのものが私の大嫌いな綺麗ごとの上に
成り立っているような気がしますが、如何なものでしょうか?笑
だからこそ1分1秒でも早く外国での活路を見出すために米国内
に起業して、資産と人脈を確保することに専念してきました。
今日こうして私の手紙を読んで頂いているあなたは、この厳しい
経済状況の中にも、何とか突破口を見出そうとしている方だと
思います。
そんな前向きな考えを持たれているあなたにこそ、今後万が一の
ことを考えて、間違いのない外国企業との取引をしてもらえる
チャンスを提供させて頂き、あなた個人の立場とすれば、資産と
人脈を、首の皮一枚で繋がっているような日本だけに置くのでは
なく、外へ目を向けていただけたらと考えたのです。
そうなると通常であれば、何だかんだと言っても日本人にとって
一番の問題は、言語ということになるでしょう。
外へ目を向ける気持ちだけはあったとしても、言葉の壁が
立ち塞がっているとなると、事実上は前進できないと言うことに
なるでしょうから。。。
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