海外

文字サイズ変更
はてなブックマークに登録
Yahoo!ブックマークに登録
Buzzurlブックマークに登録
livedoor Clipに登録
この記事を印刷

インド機事故:原因は機長の居眠り…160人死亡

 【ニューデリー支局】インド南部のマンガロール空港で5月、エア・インディア・エクスプレスの旅客機が着陸に失敗、乗客約160人が死亡した事故で、事故調査委員会は機長の居眠りが原因とする報告書をまとめた。17日付のインド有力紙ヒンドゥスタン・タイムズが報じた。

 ◇ボイスレコーダーにいびき

 報道によると、機長はアラブ首長国連邦のドバイからマンガロールまでの約3時間の飛行中、1時間40分眠っていた。ボイスレコーダーに機長のいびきが録音されていた。

 旅客機は全長2400メートルの滑走路の残り900メートル地点に着陸。再び離陸しようとしたが、滑走路を飛び越えて森林に墜落し、機体は炎上した。報告書は、機長が居眠りで着陸時に正常な判断力を失っていたと指摘。

 着陸の際、寝ぼけた状態の機長に副機長が「(着陸を)中断してくれ」と繰り返し求めたが、機長は機体を降下させた。最後の数分間、コックピットには「オー・マイ・ゴッド」という叫び声が響いたという。AP通信によると、機長は死亡した。

毎日新聞 2010年11月18日 10時58分(最終更新 11月18日 12時13分)

検索:

PR情報

海外 アーカイブ一覧

 
共同購入型クーポンサイト「毎ポン」

おすすめ情報

注目ブランド