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2010年11月17日(水) 19:45 |
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盆栽を世界へ、欧州バイヤーと商談
松の盆栽の生産が日本一を誇る高松市で、来年11月に盆栽の世界大会が開かれます。 ジェトロ香川は、この大会を盛り上げようとヨーロッパの盆栽のバイヤー4人を市内の産地に招いて商談会を行いました。 ヨーロッパのバイヤーが見た日本の盆栽を取材しました。
ジェトロ香川に招かれたのは、ベルギーやフランスなどヨーロッパ4カ国の盆栽のバイヤー4人です。 4人は、それぞれ松の盆栽生産日本一を誇る高松市の盆栽の生産者10か所を訪れました。 フランス人バイヤーのギ・マイヨさんです。 盆栽は、フランスでも人気で、特に20代の若い人が盆栽を購入し、自分の手で育ているのがトレンドです。 一般的には、繊細さより大きさや木の太さが重視されるといいます。4か国のバイヤーは、18日も生産地を回って商談を行います。 盆栽の世界大会は、高松市で来年11月に開かれますが、ジェトロ香川などは大会に向けて盆栽の海外の販路を拡大する取り組みを行うことにしています。 海外輸出が期待される盆栽ですが、一方で、日本からヨーロッパへ輸出できる盆栽は、五葉松という種類に限られています。 国や地域によって検疫の基準が違うためで、検疫をどうクリアしていくのかも生産者にとって課題です。
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