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2010年11月17日(水) 19:45 |
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政務調査費返還裁判、原告の訴え棄却
倉敷市の市議会議員10人が政務調査費に不適切な支出があるとして、倉敷市民オンブズマンが倉敷市に対し、およそ32万円を議員から返還させるよう求めた裁判の判決で、岡山地裁は17日原告の訴えを棄却しました。
訴えによりますと、2008年倉敷市議会議員10人がアルコールが伴う会合から帰る際に、「代行運転代金」を政務調査費から不当に支出してたのは違法だとして、倉敷市の伊東市長に対して、議員からあわせて約32万円を返還させるよう求めていたものです。 17日の判決で、岡山地裁の工藤諒二裁判長は「すでに全額返還されていて損害賠償の請求権を求める余地はない」として原告の訴えを棄却しました。 判決を受けて倉敷市は「本市の主張が認められた妥当な判決であると思います」とコメントしています。
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