天気予報

交通取締り情報

ニュース
2010年11月15日(月)の記事

タンク殺人被告の暴力に悩むと証言

去年6月、米原市で、交際相手の女性を汚水タンクに落とし窒息死させたとして殺人の罪に問われている男の裁判員裁判6日目の15日、被害者の友人2人が出廷し、被害者は被告の男からの暴力に悩んでいたことなどを証言しました。
この事件は去年6月、同じ職場で働く交際相手だった長浜市の小川典子さん当時28歳を鈍器のようなもので殴った上、米原市伊吹の汚水タンクに落とし窒息死させたとして、米原市の会社員森田繁成被告41歳が殺人の罪に問われているものです。
裁判員裁判6日目の15日は、被害者である小川さんの友人2人と、被告の同僚男性への証人尋問が行われました。
この中で、友人らは亡くなる半年ほど前から、小川さんが、被告から車の座席に押し倒されたり、首を絞められるなどの暴力行為を受け、悩んでいたと述べたほか、被告の同僚男性も、職場で激しく言い争う2人を見かけたことなどを証言しました。
しかし、この後行われた被告人質問で森田被告は「小川さんが、職場でいじめられ精神的に不安定になると、被告の車の中で暴れることがたびたびあり、なだめようとして押さえつけることもあった」と述べ、小川さんへの暴力を否定しました。
裁判は、16日も午前10時から開かれ、被告人質問が行われることになっています。

<< 週間ニュース一覧に戻る

4月1日から番組がパワーアップ!