こんばんは!
本日、鹿屋体育大学にて
4年でMFの多田高行の
ギラヴァンツ北九州への入団内定式が行われ、
2年契約を結んだことが発表されました!(^^)◎
その模様をお伝えしたいと思います\(^^)
記者会見は鹿屋体育大学の大会議室☆
まずは鹿屋体育大学サッカー部監督、
井上尚武のほうから
簡単に多田の経歴についてのお話がありました。
井上監督:
『今回、鹿屋体育大学の多田高行が
ギラヴァンツ北九州への正式な入団が決まったことを報告いたします。
多田は、滝川第二高校(兵庫)の卒業で、
高校3年の時に高円宮杯で優勝しています。
特徴としては左利きのスピードのあるドリブルやクロス、
ミドルシュートです。
高校卒業後、縁があってこの鹿屋体育大学に推薦入試で合格。
1年次より、11番を背負って試合に出ていました。
しかしながら、九州リーグに4試合出たところで
右の半月板損傷、手術をしますが、
翌年に今度は左の半月板損傷で、再度手術。
2年にわたり、怪我に苦しみました。
大学3年次には、怪我から復帰し、
国民体育大会(鹿児島県代表として)4位、
インカレ(全日本大学選手権大会)ベスト8、
天皇杯では2回戦で徳島ヴォルティスを3−1で破り、
3回戦、ジュビロ磐田に延長にもつれ込むような試合をみせました。
その後、様々なJリーグのチームからの誘いもありましたが、
このたびギワヴァンツさんからの評価が非常に高く、
合意に至った次第です。
本人は2年間の怪我を乗り越えたこともあり、
とても負けず嫌いであり、粘り強い左のスピードパンチのある選手。
しかしこんな選手は現在日本にはあまりおらず、
いずれは日の丸を背負う日が繰るのではないかと思います。』
次に、ギラヴァンツ北九州の
原憲一GMからお話です。
『今回、多田選手と来季から2年間の契約の合意に至りました。
我々ギラヴァンツ北九州は、2010年にJ2昇格。
これに約10年かかりました。
しかしながら、まだ1勝12引き分けと苦戦をしいらえています。
これまで
九州リーグ→JFL→J2、そしてあと9シーズンを戦うわけですが、
チームとしては
かつてJ1,J2でプレーしていたが、
様々な理由で解雇されてしまった選手ばかり。
残念ながら、若い選手を集めることができていません。
そんな時、多田選手を今シーズン前から見る機会があり、
それは九州選抜として活躍していた多田選手が
九州選抜のメンバーとして出場いていた
九州選抜 vs ギラバヴァンツ北九州の直接対決です。
そこでのプレーを受け、我々のほうから多田選手を誘いました。
その後、島原でのチャレンジリーグ、
vs サガン鳥栖の試合に出場し、
いいパフォーマンスを見せてくれました。
井上監督に挨拶に行き、
何とか特別指選手としてぜひたくさんの練習に参加してもらい、
9月12日に、特別指定選手として承認され、
その後、23日のザスパ草津戦、
10月2日の大分トリニータ戦ではスタメンで
左サイドバックとして出場してもらい、
そこでもいいパフォーマンスを見せてくれ、
ぜひ早く、Jリーグに参加してほしいと思いました。
先ほど、井上監督からもありました通り、
”左利き”というのは大変貴重であります。
私にとって左利きとは特別な感覚であって、ましてやスピードもある!
このスピードは最も重要だと思っております。
さらには選手自身のパーソナリティも大事だと思っています。
実際、練習に参加してもらった際に
選手寮に泊まってもらったのですが、
そこから練習場までの移動を共にすることがあって、
そのときに彼の人柄というのは
たいへん真面目で、好青年という印象を受けました。
これがクラブでの強さ、ストロングポイントになるであろうと思います。』
続いて多田さんから、今後の抱負。
『今回、ギラヴァンツ北九州に入れたことを嬉しく思います。
自分にしかできないプレーで魅了し、
サポーターからも好かれるような選手になりたいと思います。』
さらに、福永哲夫学長から。
『私たちの大学の目標というのは、
トップアスリートの養成、
まさしく多田君のような人材を養成することが重要であります。
優秀な能力で入団内定までこぎつけたことは、
大変素晴らしい事だと思います。
大学で得た知識、パフォーマンスで
ぜひギラヴァンツ北九州を優勝へ!
また選手としてはJAPANを背負う人になってほしいと思います。』
その後、質疑応答がありました!
記者:Q『自分にしかできないプレーとは何ですか?』
多田:
A『左足が特徴です。
またスピードに乗ってのセンタリングや
相手を抜く前に早いタイミングでのセンタリング。
守備ではコースを限定するだけではなく、
相手に向かってがむしゃらにいく守備をすることです。』
記者:Q『鹿屋体育大学からプロは何人目?』
井上監督:A『J1、J2含めて19人目です。』
記者:Q『その中に現役の選手はいますか?』
井上監督:A『ヴィッセルに田中というのがいます。
今まで日本代表はいませんが、
アジア大会での代表選手、
ユニバーシアード代表の選手はいました。
その他の選手は学校の先生になったり、
クラブチームやユースの指導にあたったりしています。』
記者:Q『2年間、怪我が多買ったということですが、
そのときの自分の中の気持ちという気持ちというのはどうでしたか?』
多田:A『1年生のときに右半月板、2年生のときに左の半月板と
とても挫折というものを味わいました。毎日が苦しくて・・・
でも、いざ(怪我が治ってチームに)戻ったときに
強くなった、速くなったと言われるように、
感じれるように、思えるように
今頑張ろうという気持ちでした。』
記者:Q『4年間で得たものとは?』
多田:A『高校の3年間は
サッカーに対して、がむしゃらに一生懸命でした。
でも大学3年から試合に出始めて
サッカーを”頭を使って”、
チームとしてどう動けばいいのかを考えるようになり、
先輩や先生方から学んだことを生かし、
サッカーに対して貪欲に行くようになりました。』
記者:Q『今この光景をどう思いますか?』
多田:A『何だか、テレビで見る光景だなと思います(笑)
自分がこの場所にいることが信じられないです。
ようやくスタートラインに立ったなという感じです!』
というように、様々な質疑応答がありましたが、
最後に写真撮影がありました!
↑(左から)松下副学長、福永学長、多田、原GM、井上監督
↑いい表情です☆
↑ギラヴァンツ北九州さんの旗の前で☆
↑原GMと多田さん
↑『どう?ユニフォームを着た感じは・・』と聞かれて
『いいですねっ(^^)』とようやく笑顔を見せた多田さん☆
↑福永学長と☆
↑ロゴマークの前で☆
↑タオルを持って☆
という感じで
終始かたさの取れない多田さんでしたが、
無事記者会見は終了いたしました\(^^)/
また今回の映像は
今度の月曜日の夕方18:10より
NHK鹿児島にてNEWSとして取り上げられる予定ですので、
ぜひ鹿児島の方はご覧ください!(^^)◎
ではでは、以上さっちーからのリポートでした☆
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