2010年11月17日18時15分
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ボタンを使わず、端末と会話することで着信メールの確認やアラーム設定画面の呼び出しなどができる携帯電話を、NTTドコモが売り出した。ドコモは今後、ほとんどの操作を会話でできるようにし、対応機種を広げる予定という。
「N―01C」(NEC製)に搭載された新機能「音声クイック起動」。端末に向かって「メールが届いてないかな」と言うと、「メール、メッセージを問い合わせます」と返事があり、画面に「2件」などと結果を表示した。
「○○さんに電話」と言うと電話番号が、「目覚まし」と呼びかけるとアラーム設定画面がそれぞれ表示される。
ドコモが出資するベンチャー企業、フュートレックグループ(大阪市淀川区)が大学などの技術を組み合わせて開発。ドコモはこの冬と来春に発売する28機種中、NEC、シャープ、パナソニック、富士通の13機種に搭載予定だ。(石山英明)