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ドラマ、映画、CMなど各ジャンルで活躍するフレッシュスターたちが、仕事の現場での経験談や心掛けていることを語ってくれました。これから芸能界での活躍を目指すあなたにとって、参考になったり、刺激になることも多いはずだよ。

志田未来ちゃん、川口春奈ちゃんが親友役で共演する学園ラブストーリー『恋色円舞(こいいろワルツ)』が、11月5日からauのLISMOドラマとして配信に。そこで春奈ちゃんを直撃！ 初共演となる未来ちゃんの印象や撮影裏話はもちろん、学校生活から恋バナまでたっぷり話してもらいました。

憧れの告白シーンは、冬の下校途中に…

Ｑ　『恋色円舞(こいいろワルツ)』は、文化祭で演劇を披露することになったナツ（志田）とアキ（川口）たちが、偶然見かけた同級生の恋の告白に着想を得るも、やがてその恋に自分たちも巻き込まれ、現実と台本の恋愛がまざり合っていくというユニークな物語。

｢次々に人が絡んできて、三角関係、もしかしたら四角関係になっちゃうような複雑な話で、台本を読みながら“あれ!? ここはどうなるんだっけ？”って考えることもありました。 でも、すごくわかるなあと思うセリフもあったし、(描写が)リアルで本当に学校でありそうな話で、全然違和感はなかったです。撮影の合間も、共演した未来ちゃんたちと“この気持ちわかるよね”“この人サイテー！”って話し合ってました(笑)｣

Ｑ　ガールズトークで盛り上がっていたんだ。ところで、親友役を演じる志田未来ちゃんとは初共演だよね。

｢未来ちゃんと一緒にお仕事をしたいとずっと思っていたけど、まさかこんなに早く実現するとは思わなかったです。同じ事務所なので、共演が決まったときは“よろしくお願いします”って挨拶しました(笑)。一緒にお仕事をしての感想は、普通のときと仕事のときの未来ちゃんのギャップがすごくて、カッコイイなあと思いました｣

Ｑ　どんな風に違うの？

｢普段の未来ちゃんは、人見知りをするらしくて大人しいんですけど、ナツを演じるときは、元気で明るくて素直で言いたいことを言う設定そのもので、ワーッと一気にテンションを上げるんです。常に100%、どこから撮影しても、何回繰り返しても、そのテンションから、ずっと落ちないんです。すごいなあと思いました。私は、自分では上げているつもりなんだけど、初日に比べるとだんだんテンションが下がってきてしまうんです……。だから、普段は静かなのに、お芝居の時は一気にテンションをいつも上げることができるのはすごいなと思いました｣

Ｑ　春奈ちゃんが演じるアキは、ナツとは対照的な女のコだとか。

｢ナツは元気で明るくて、いつもストレートにずばっと言っちゃうけど、アキは反対で結構おしとやかな女のコ。そのメリハリをつけるために、監督と相談しながら演じました。それから、私はいつも、この役だったらこうするだろうな、こういう発言をするだろうなと考えて、思いついたことを台本にばーっと書き込んでいくんです。今回も、そうやってアキという人物を作っていったりもしました。普段の私はナツに近いけど、恋にかんしては、何も言えなくてうつむいちゃうアキのパターン。台本を読みながら、わかるなあと思いました｣

Ｑ　３月のインタビューで、｢(自分好みの)カッコイイ人を見ちゃうと、もう一言もしゃべれなくなる｣くらいオクテだと話してたけど、相変わらず？

｢全然変わらないです(笑)。○○ちゃんと△△君が付き合ってるとか、そういう話題には、けっこう敏感で食いついちゃうほうなんですけど……。私は、まだカッコイイなあって思っているだけでいいんです。ただ、妄想はすごくします(笑)！｣

Ｑ　テンションが上がった(笑)。

｢情景とか設定も細かいんです。例えば、憧れの告白シーンは、冬で……。ひとりで下校途中に、“ねえねえ、好きなんだけど”って言われるんです。そして、すごく寒がっている私にジャケットを貸してくれて……(照笑)｣

Ｑ　冬であることが大切だね(笑)

｢絶対冬がいいです！ マフラーとか小道具がきくから、いいんですよ。漫画やドラマみたいな展開だけど(笑)｣

Ｑ　ところで、物語では演劇部が舞台になっているけれど、春奈ちゃんの演劇体験は？

｢中学のときはバトミントン部に入っていたので、演劇をするより観るほうでした。小学生のときも、あんまり経験はなくて。幼稚園のときにお遊戯会に出たくらいかも。女のコはみんな、ウサギとかカワイイ役をやってたんだけど、私はなぜかニワトリ役で。男のコたちにまざって、赤いトサカをはめている写真があります(笑)｣

Part.2へ続く

Text／日刊編集センター