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【格闘技】亀田大毅が下位ランカーとV2戦 12・26亀田祭りはさいたまSAで2010年11月16日 紙面から
亀田ジムが15日、東京都内で会見し、初の3兄弟そろい踏みとして12月26日に行う「亀田祭り」の会場をさいたまスーパーアリーナとし、次男でWBA世界フライ級王者の大毅(21)は同級15位シルビオ・オルティーヌ(32)=ルーマニア=を相手に2度目の防衛戦を行うことを発表した。大毅はこれまでの「亀田とKOはセット」というフレーズを撤回。「亀田と判定はセットやからな!」と自虐的に“判定宣言”した。長男興毅(23)、三男和毅(19)も会見に出席したが、対戦相手は発表されなかった。 ◆弱気コメント連発大毅が自虐的な発言を連発した。亀田家は世界戦で8戦5勝3敗。KO勝ちは一度もない。これまでの「亀田とKOはセット」というビッグマウスをあっさり撤回した。 「世界戦はKOないもんな。亀田家と判定はセットやで。今回も判定って言っておこうか…。何回負けても関係ない。自分のボクシングをするだけやからな」 V2戦は義務付けられている暫定王者ルイス・コンセプシオン(パナマ)との統一戦ではなく、下位ランカーとの対戦になった。亀田ジムの嶋聡マネジャーは「コンセプシオン戦はWBAから指令という形では来ていない。あらためてWBAに聞いたら『選択試合を許可する』ということだった」と説明。減量苦の大毅は「コンセプシオンみたいに強いヤツとはスーパーフライ級じゃないと勝てない。フライ級でやるなら体重を落としやすい夏限定で」と思わず本音(!?)をポロリ。弱気なコメントを繰り返した。 オルティーヌは身長160センチ以下の小柄なファイター。戦績も11勝3敗と特筆すべきものではない。それでも兄の興毅は「KOは難しいねん。できないと思う」とキッパリ。隣で聞いていた大毅は「でもな、フルマークの判定で勝つから!」と最後にようやく亀田節をさく裂させた。 (森合正範)
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