島根県立大１年平岡都さん＝当時（１９）＝の遺体の一部が広島県北広島町の山中で見つかった事件で、平岡さんの両親は１３日、事件から近く１年を迎えるのを前に「悲しみは膨らむばかりで、一番つらい季節を迎えました」などというメッセージを島根県警を通じて発表した。
両親は「深い喪失感と、都のあふれる思い出が、季節とともに駆け巡り、ただ時間だけが過ぎた気がします」などという胸の内を明かした。その上で「多くの皆さまのおかげで、普通の生活が少しでも過ごせるようになったことに深く感謝しております。今はとにかく一刻も早い解決を願っています」としている。
平岡さんは昨年１０月２６日夜、島根県浜田市のアルバイト先を出た後に行方不明となり、同１１月６日以降、同市中心部から約２５キロ離れた臥竜山中で遺体の一部が相次ぎ発見された。（2010/10/13-18:45）
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「悲しみ膨らむばかり」＝両親、つらい胸の内明かす−島根女子大生遺棄から近く１年
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