新たに中国籍男逮捕 偽造カード使用容疑で京都府警
2010年11月16日(火)9時9分配信 京都新聞
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京都中央信用金庫のATM利用者の手元を盗撮し、偽造したキャッシュカードで現金を引き出したとされる事件で、京都府警捜査3課と山科署などは15日、窃盗と不正作出支払用カード電磁的記録供用の疑いで、京都市上京区七本松通一条下ル、中国籍の無職徐峰容疑者(37)を新たに逮捕した。府警によると、同事件の逮捕者は計9人になり、ほかに男1人の行方を追っている。
逮捕容疑は昨年9月19日、偽造カードを使って西京区の京都中信出張所のATMから約260万円を引き出した疑い。府警の説明では、9人は盗撮や金の引き出しなど役割を分担。大阪市内のコンビニ7店のATMから同時期に同じ手口で計約680万円を引き出したとして15日逮捕された宇治市の会社経営東浄明男容疑者(63)が指示役と同課はみている。府警によると東浄、徐両容疑者は「知らない」と容疑を否認している、という。