デイリーニュース(世界のニュース)
阿蘭澄史
CNNなどを通じて全世界で報道され、日本の危機管理意識の低さが笑いものになっていた尖閣諸島ビデオ流出騒動。ついに検察サイドでは保安官逮捕をあきらめ、今後は自宅での任意捜査に切り替えるという。
この保安官は用意周到に名乗り出る直前、自ら読売テレビや週刊現代に接触してマスコミ対策も万全だったという。
この人物、sengoku38こと海上保安官の正体は、神戸の第5管区海上保安本部の海保職員で、巡視艇うらなみの主任航海士一色正春(43歳)氏である。
船乗りを目指して通った富山商船高等専門学校を卒業後、海上保安学校門司分校に入り、海保職員になった。
昔から彼を知る人たちの人物評は「真面目だった」「正義漢が強い」「頭が切れるやつ」とすこぶる前向きな発言が多い。
だからか、取調べを担当する検察関係者によると、「あまりに法律に詳しいから驚いている」とてこずっている様子が伝わってくる。
ここで思い出すのが田母神俊夫である。
現役航空幕僚長だった当時、右翼的な過激な論文を発表して国会でも取り上げられ更迭。しかし、その後、キャラクターがあったこともあって文化人として人気を博し、”芸能人”扱いされることも多い。講演依頼などもひっきりなしだという。
今回の一色正春氏はまだ40代と年齢も若い。逮捕は免れたとしても、免職は免れないだろう。
となると次の仕事は――。
すでに獲得に名乗りを上げている大手芸能プロダクションもいると聞く。今後は一色氏の経歴や人物評がマスコミ上にあふれるに違いない。
週刊現代は実名報道した意地もあるだろう。免職後の第一声を必死に取りに行くだろう。
しばらく、一色ブームが続きそうだ。
海上保安官とは、なんとも因果な商売である。
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1974年滋賀県生まれ。某在京スポーツ誌の契約記者を経て、現在は週刊誌、実話誌等で活躍中。裏社会、芸能、事件、スポーツと幅広い得意分野を持つ。人気コンビニ漫画『芸能記者・阿蘭澄史シリーズ』は20冊以上を刊行するロングセラーに。また、国内外問わず多くの星付きレストランを渡り歩く”美食家”の一面も持つ。