アウン・サン・スー・チーさん、FNN単独取材で日本に対し民主化に向けた支援訴え
軍事政権による7年半の軟禁生活から解放されたミャンマーの民主化運動指導者、アウン・サン・スー・チーさんが、ヤンゴンで15日、FNNの単独取材に答え、日本に対して民主化に向けた支援を訴えた。
アウン・サン・スー・チーさんは「わたしたちを支援してくれた日本の皆さんに感謝します。これからも応援してください。今の時点では何と言っていいかわかりませんが、日本人は、ミャンマーの人たちに対して、とても優しく寛大だと信じています。ありがとう」と話した。
アウン・サン・スー・チーさんは、解放から3日目となった15日、ヤンゴン市内でFNNの単独取材に応じ、日本の関係者によるこれまでの支援に謝意を示したうえで、支援の継続、強化を訴えた。
この日、アウン・サン・スー・チーさんは、NLD(国民民主連盟)の本部で、今後の活動について幹部らと協議するなど、政治活動を本格化させている。
一方、アウン・サン・スー・チーさんの弁護士は16日までに、アウン・サン・スー・チーさんを国家防御法違反の罪で有罪とした軍事政権の対応について、国連の人権委員会に不服を申し立てる方針を明らかにした。
(11/16 12:18)