合宿型学習塾の校長、女子学生に性的暴行

 ソウル南部地検は15日、女子学生7人に1年余りにわたり常習的に性的暴行を加えていたとして、ソウル市衿川区の合宿型学習塾の校長(39)を今月9日に逮捕、起訴したと発表した。

 調べによると、容疑者は自身が経営する合宿型学習塾で昨年6月から今年8月にかけ、15-18歳の女子学生7人に対し、計19回にわたり性的暴行を加えた疑い。

 容疑者は合宿型学習塾の閉鎖性を悪用し、「自分と肉体関係を持てば、成績が上がる」などと持ちかけ、校内で女子学生と性的関係を持っていた。

 被害を受けた女子学生は「校長は邪教の教主のように『性関係を持てば、テストに受かり、成長できる』などと話していた」という。被害者の中には姉妹も含まれていた。

 捜査関係者は「校長は校内で学生らが携帯電話やインターネットを使用できず、外出も規制されている点を悪用し、犯行に及んでいた。強制的な犯行ではなかったが、成績向上をえさに若い学生をだまし、常習的にセクハラや性的暴行に及ぶなど、かなり悪質だ」と話した。

 検察は容疑者を起訴した上で、裁判所に容疑者に対する位置追跡装置(電子足輪)の装着を請求した。

アン・ジュンヨン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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