システム設計演習

2003年 前期  東京会場  担当者 Y・M教授  持込不可
面接授業の内容
6日間の授業で1日90分の授業が5コマあります。 始める時間も終わる時間も時間どおりで非常に疲れました。(若い人はそうでもなかったみたいですが・・・) システム設計演習ノートが渡され講義を聞いた後、そのノートを使い演習をします。 途中、6人ごとのグループに分かれKJ法の演習を行いグループごとに発表します。 授業最終日に演習ノートを提出し、テストを受けて終了します。 演習ノートとテストで評価されます。  
科目試験の内容
形式・・・記述式  難易度・・・易・中

問1 上流〜下流への工程表の穴埋め
問2 DFDの記号の名前とそれぞれの記号の意味
問3 プロセスチャートとその説明文を読んでチャートに言葉を入れる
問4 (応用問題) 業務フローチャートと説明文を読んでチャートに言葉を入れる。
試験対策
面接授業の内容からなので授業をよく聞いてポイントを覚えてくれば大丈夫です。 あと1問応用問題が出題されますがシスアドを持っている人は有利かもしれません。
参考評価
提出物 「良」  テスト 90点〜95点  評価 「優」
テストの点が評価に影響するようです。
2004年 前期  東京会場  担当者 Y・M教授  持込不可
面接授業の内容(某受験生の方より)
8月2日(月)−8月7日(土)終日9時から17時30分まで教授の他に、地方から専門学校の先生5名がきて、演習問題などの
質問ができました。学生は120人から150人くらい参加しました。
3人がけの机に3人で座るのでとても狭い感じでした。席は指定されています。後ろの席になった人はスライドが見ずらいです。
教室の周りにソファが少しあるので、昼食などをとることもできます。中野は弁当を買うにも、昼食をたべるのにもたくさん店があり便利でした。
講義の主な形態は講義、演習、昼食、講義、演習という一日のパターンです。
2日目にはKJ法によるグループ実習(2日目のみ)があります。
演習でほとんど2日目以降から使うフローチャート用定規は先生が少しもっていてない人に貸してくれました。(しかし、返却率が低いようなので、来年はないかもしれません。)
2日目はグループのうちだれか一人もっていればいいですが、3日目以降は一人一つ必要です。ない人は様子を見て、2日目終了後に買ってもいいかも。
演習ノートをきれいに書くのも評価に(大きく)入ります。
演習ノートは講義をきいても、わからず、教科書の例題をほとんど丸写しになり、それでは評価が低いので、細かい数字などを直すのだが、資料もなく、結局先生に質問して、聞きださなくてはならず、効率が悪いと思った。ただ、ノートの演習はやりっぱなしではなく、講義の合間にレビュー(これまでやった演習の検討)をするので、そのときに模範解答がわかります。
講義は、手元の学習プリントと同じスライドを映して進めます。176ページまでやりました。今年から演習問題=昨年までの試験問題を学習プリントにいれたそうです。
最終日の昼前に試験の範囲を教えてくれました。なので、昼休みと+1時間くらい学習プリントを見直し、3時から4時の試験に臨みました。最終日は演習ノートが終わっていれば、5時前に解散となりました。
最終的な評価は演習ノートと試験の結果です。
 
科目試験の内容
形式・・・記述式  難易度・・・易・中(20分もあれば終わります)

注意:来年は今年の学習プリントが教科書になるみたいなので、ページなどが変わるかもしれません。
もし、来年に以下の内容ではどこの問題をいっているかわからなかったら、BBSに書き込みしてください。

東京会場
問1 システム開発工程について
 学習プリントP31  6.2システム作業ドキュメントについてと全く同じ問題
問2 事務フローチャートについて
 学習プリントP89  12.3事務フローチャートについてと全く同じ問題
問3 KJ法について
 (1)から(5)の中で正しいものを一つ選べ(こんなかんじ)
 (1) 情報収集→紙キレつくり→図解→文書化(こんなかんじ)
 (2)  以下順番が少しずつちがう
 (3)  
 (4)  
 (5)   
問 4データフローダイアグラムについて
 学習プリントP89  12.2データフローダイアグラムについてと全く同じ問題
問5 プロセス設計について
 学習プリントP174  9.2プロセス設計についてと同じ(ちょっとちがうが、ほとんど同じといってよい)問題。

大阪会場
問1 システム開発工程について(学習プリントP31  6.2システム作業ドキュメントについてと全く同じ問題)
システムの開発工程と作業ドキュメントの関係を表すと次のような図になる。
図中(1)から(10)に適切な語句を記入せよ。
   (図は学習プリントを見てください)

問2 事務フローチャートについて学習プリントP89  12.3事務フローチャートについてと全く同じ問題)
次の購入代金の請求を受け支払い一覧表を作成する業務の事務フローチャートを完成させるために、事務フローチャート中の(1)から(10)に適切な語句や記号を解答群の中から選べ。
(図は学習プリントを見てください)

問3 KJ法について
 KJ法の手順に(1)から(4)の中で正しいものを一つ選べ
 (1) 情報収集→紙キレつくり→グループ編成→図解→文書化
 (2) 情報収集→グループ編成→紙キレつくり→図解→文書化
 (3) 情報収集→紙キレつくり→グループ編成→文書化→図解 
 (4) 情報収集→紙キレつくり→図解→グループ編成→文書化 (こんなかんじ)
 
問4データフローダイアグラムについて(学習プリントP89  12.2データフローダイアグラムについてと全く同じ問題)
次に示すデータフローダイアグラムで用いるa〜d4種類の記号の名称と内容について簡潔に説明せよ。
(図は学習プリントを見てください)

問5 プロセス設計について(学習プリントP174  9.2プロセス設計についてと同じ(ちょっとちがうが、ほとんど同じといってよい)問題。)
在庫管理システムに関する次の記述を読んで、設問に答えよ。(記述およびチャートは学習プリントを見てください)

2005年 前期   担当者 Y・M教授  持込不可
科目試験の内容
形式・・・記述式  難易度・・・易・中

本学会場
1.システム開発工程にについて、各問4つから正しいものを1つ選ぶ
 ・ウォーターフォールモデルについて
 ・スパイラルモデルについて
 ・プロトタイピングモデルについて

2.業務フローチャートについて
 テキスト106ページの練習問題と同じような問題

3.データフローダイアグラムについて
 業務内容とデータフローダイアグラムを比べて、文章の穴埋めや、データフローが抜けているところを指摘する問題

4.設計工程について
 正しい説明をしている文章を3つ選ぶ問題

5.コード設計について
 文章があってどのコードかを選ぶ。今年はたしか、順番・桁別・十進・表意だった(と思う)

6.KJ法について正しいものを選べという問題
 昨年までの問題にもあった、似たようなものから情報収集→紙きれつくり→グループ編成→図解→文書化 を選ぶ問題

7.プロセス設計について
 応用問題で、示してある業務内容から、第3正規形のデータ項目で正しいのを選んだり、要求定義書の具体例の図中の穴埋めになっているファイル名を選んだりする問題
 先生が1問だけ難しいのがあると言っていた問題です

 後期からインターネット授業も開講されるようですが、この演習をインターネット授業でやるのは結構大変かなと思いました。

2006年 インターネットメディア授業 持込不可  
科目試験の内容
難易度 易
(1)システム開工程について、正しいものを選ぶ問題。
メディア授業の練習問題から出題

(2)業務フローチャートについて教科書P106の問題

(3)データフローダイアグラムについての問題。
問題文を読み、DFDの抜けているファイル名選ぶ問題とデータフローが抜けているところを指摘する問題。

(4)設計工程についての問題
メディア授業の練習問題から出題

(5)コード設計についての問題
識別機能などの機能を選ぶ問題とコードの種類を選ぶ問題。

(6)チェックディジットの問題
メディア授業の練習問題から出題。チェックディジットを計算で求める問題。

(7)JK法の問題
メディア授業の練習問題から出題。正しい手順を選ぶ問題

(8)プロセス設計の問題
一連のプロセスが書いてあり、途中参照するマスタファイルを選ぶ問題と整列のときのキーを選ぶ問題。

試験対策は、メディア授業の練習問題と教科書の練習問題を抑えておけば大丈夫だと思います。
演習ノート難易度 難です。演習ノートを完成するのにかなり時間がかかりました。(1つの課題に2〜3日くらい費やしました・・・。)

2007年 前期 持込不可 担当者 Y・M教授 
科目試験の内容
8月13日〜17日のスクーリングと試験の報告をします.
スクーリングは毎日9時から.座席は,指定されていました.過去の報告と同じように,2日目は,指定されたグループでKJ法,業務フローの演習をしました.その他は,講義→演習のスタイルです.終了時間は,早い日もありましたが,18時くらいになる日もありました.
演習では,初日に配布される「システム設計演習ノート」の指定された部分を完成させていきます.見本は,教科書に書いてあるのですが,それをマイナーチェンジさせなければならず,大変でした.
試験は,定規・テンプレート定規・演習ノートが持ち込み可でした.

大阪会場試験内容
1.業務フローについて.(テキストと同じ穴埋め問題)
2.システム設計の工程についての正しい文章を選ぶ問題.(過去問の組み合わせのような感じでした.)
3.データフローの図について.(文章を読みとって解いていく.過去問にはなかったように思います.)
4.KJ法の正しい手順を選ぶ問題.(過去問と全く同じ)
5.コード設定について.コードの役割と,コード設定の方法について.文章中の穴埋め.(語群有り.記号)
6.外部設計と内部設計についての正しい文章を選ぶ問題.(テキスト第6章の演習問題と同じ.6つから3つを選択する問題)
7.システム設計演習ノートを見て答える問題.
(1)ノートに作ったKJ法の図を写す問題.
(2)〜(4)設計したシステムの詳細を書かせる問題.このシステムは最大何件?このデータの桁数は?など.ノートをきっちり作成していたら,単に写すだけ.
(5)プロセスチャートを書く問題.
(6)ノートのER図を写す問題.

東京会場試験問題

@教科書より
・スパイラルモデル      P41-問7.7
・プロトタイピング      P42-問7.8
・KJ法            P109-問12.3
・業務フローチャートの穴埋め P110-問12.6
・コード設計(選択基準)    P134-最下段の分類
・コード設計(種別)      P167-問12.5
・設計行程          P202-問9.3

A演習の応用
・DFDの穴埋め単語記述(単語そのものは用意されている) a〜dにファイル名を記入。
   商品マスタ、商品情報マスタ、メーカマスタ
・DFDの不足情報の選択(全6つの選択肢から2つ選ぶ)
   「統計帳票」と「エラーファイルの更新」に対してどのファイルから参照されるべきかを選ぶ
※これは頭を使います。

B課題より
・課題(2)で作成したKJ法の、最上位レベルのラベル名と、関連付け線と、「ハイライト」の記入
  最上位レベルのラベルと関連付け線とは、教科書P309最下段右の図
  ハイライトとは、教科書P310最上段左の図

・アウトプット/インプット設計の発生件数を記入
  アウトプット:発注伝票、在庫一覧表、売上一覧表、在庫マスタ更新リスト
  インプット:確認済み納品書

・各データ項目のデータ型(N,AN,KJ)と桁数の記入
  商品コード、商品名、発注年月日等(どの項目だったのか忘れました)
  ※別途配布される「データ項目関連図」をもらってから演習ノートに書いたほうがよい

・コード設計でコード化する店舗/発注先/商品の最終的に格納されるべき数量と、コード化の目的

・課題(8)-Nで作成したプロセスチャートの、「在庫マスタ更新」機能で、在庫ファイルを『索引編成ファイル』を使用した場合に書き換える。

・課題(9)で作成したER図の記入


2007年 後期  担当者 Y・M教授 
科目試験の内容

今回のシステム設計演習のインターネット授業の試験内容は、2007年 前期 持込不可 担当者 Y・M教授 東京会場の問題と全く同じ問題でした。
持込 システム設計演習ノート、テンプレート定規可

システム設計演習ノートに課題以外の物を書いたケースがあったようです。今回は不問としたようですが、演習以外の内容を書くことは禁止です。


2008年 前期  スクーリング 担当者 Y・M教授 
科目試験の内容

講義はPowerPointでの講義形式になります。  
最初に購入する教科書に書き込みが出来るので、ノートなどは特別用意する必 要はありません。  
コンピュータ定規(フローチャート)は、必ず用意してください……とのこと でしたが、売店でもそれなりの数がありましたし、教授からの貸出もあり、地方 等で手に入れるのが難しい場合には、無理に購入しなくてもよいようです。  
実際、教授から借りている方が多かったです。  
スクーリングの最初にシステム設計演習ノートを渡され、課題ごとにそれを仕 上げて、最終日に提出という形です。  
スクーリング期間中に仕上がらなかった場合は、何日くらいまでには提出しま す……と教授に約束をして持ち帰ることも可能だそうです。  
今回は参加人数が少なく、30名足らずの参加でした。  
科目履修生の方が多かったように思います。  
初日に講義のみを受け、簡単な実習を行います。  二日目はグループ演習。  
教授によって振り分けられたグループで実習を行います。  その後は、講義、実習の繰り返しです。  
今回は以前から変わらない内容とのことですが、遅くまで残って実習課題を仕 上げる方は少なかったようです。  
私は自他共に認める完全文系なものですから、居残りや落ちこぼれを覚悟して いたのですが、講義を聞き、質問を繰り返せばついていける内容でした。  教授と院生の方が机間巡視をしてくださり質問は自由でしたし、参加者同士の 相談も可能です。  
誰かが行った課題を丸写し……というのでなければ相談可能ですので、皆さん 、小グループになって質問しあって課題を仕上げました。  

テストは、大問1問のみ難しい問題で、後はシステム設計演習ノートを見れば 、高得点可能な問題です。  後日、システム設計演習ノートに成績が書かれて戻ってきます。  私は「良」 優に1点足りなかったです。  教授自身は、スクーリングに出席して、提出物をきちんと出せれば「可」は… …というようなこともおっしゃっていました。  但し、来年度からはもう少し内容が難しくなる予定とのことです。  特に科目履修生には敷居が高くなるかも……とのことでした。