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【海保職員「流出」】次は起訴が焦点に 保安官「裁判なら最高裁まで」 (2/2ページ)
12日には保安官本人の記者会見が予定されたが、横浜市で開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)への影響を懸念する声もあり、中止となった。この際、5管は「過熱した報道を少しはひかえてください」などとする保安官直筆のメモを張り出した。
報道各社は改めて保安官に会見するよう申し入れたが、保安官は14日、5管を通じ「みなさまの気持ちは十分理解しましたが、現時点では捜査中でもあり、要望にはお応えできません」とコメントしている。
捜査関係者によると、保安官は任意の事情聴取が続く中、いったん弁護士の選任を断ったが、再び別の弁護士に依頼を検討したという。映像の秘密性や逮捕の必要性などをめぐって捜査当局内でも意見が分かれ、異例の展開をたどった今回の事件。今後、保安官が公の場で動機などを語る機会があるかどうかも注目されそうだ。