[PR]
ニュース:政治 RSS feed
【海保職員「流出」】逮捕せず、保安官の任意捜査継続 「秘密」めぐり慎重姿勢、書類送検の方針
このニュースのトピックス:尖閣諸島問題
尖閣諸島付近の中国漁船衝突の映像流出事件で、警視庁と検察当局は15日、衝突映像を動画サイトに投稿したと告白した神戸海上保安部の海上保安官(43)について、国家公務員法(守秘義務)違反容疑で逮捕しない方針を決めた。今後も任意捜査を続け、書類送検する方針。
警視庁などは「職務上知り得た秘密」の漏えいに当たるか慎重に捜査する必要があると判断したとみられる。
警視庁によると、保安官は、巡視艇うらなみに乗船中の10日午前9時ごろ、上司の船長に「自分が流出させた」と告白。帰港後の警視庁の事情聴取にも事件への関与を認め、任意の聴取が続いていた。
漁船衝突事件は9月7日に発生。保安官は、海保のネットワーク内にある海上保安大学校(広島県呉市)の共有フォルダーから同僚が入手した映像を巡視艇内のパソコンから取り込んだ。11月4日午後に神戸市のインターネットカフェから「ユーチューブ」に投稿、5日午前に削除した。
このニュースの写真
関連ニュース
- 【海保職員「流出」】逮捕の可否、先送り
- 【海保職員「流出」】内規違反で処分へ 懲戒免職の声も
- 【海保職員「流出」】民主・原口氏「政府こそ非公開の説明を」 支持率急落には「非常に危機的だ」
- 【海保職員「流出」】主任航海士は出前や弁当 周辺では300人が「sengoku38守れ」デモ
- 【海保職員「流出」】仙谷氏「不信任案出されるのはご自由」
- 【海保職員「流出」】午後に逮捕可否を最終判断
- 【海保職員「流出」】石垣海保と島民が共通して願うのは…
- 【海保職員「流出」】14日も聴取はなし 5管周辺にはデモ隊も
- 【海保職員「流出」】海保大「映像消し忘れ」 保安官は自宅で編集か
- 【海保職員「流出」】職員なら容易に閲覧可能 食い違う説明