MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。
[PR]

ニュース:政治 政局政策地方行政選挙写真RSS feed

  • メール
  • メッセ
  • 印刷

【海保職員「流出」】逮捕せず、保安官の任意捜査継続 「秘密」めぐり慎重姿勢、書類送検の方針

2010.11.15 18:05
このニュースのトピックス尖閣諸島問題
 神戸海上保安部が入る合同庁舎と大勢の報道陣=15日夕、神戸市中央区 神戸海上保安部が入る合同庁舎と大勢の報道陣=15日夕、神戸市中央区

 尖閣諸島付近の中国漁船衝突の映像流出事件で、警視庁と検察当局は15日、衝突映像を動画サイトに投稿したと告白した神戸海上保安部の海上保安官(43)について、国家公務員法(守秘義務)違反容疑で逮捕しない方針を決めた。今後も任意捜査を続け、書類送検する方針。

 警視庁などは「職務上知り得た秘密」の漏えいに当たるか慎重に捜査する必要があると判断したとみられる。

 警視庁によると、保安官は、巡視艇うらなみに乗船中の10日午前9時ごろ、上司の船長に「自分が流出させた」と告白。帰港後の警視庁の事情聴取にも事件への関与を認め、任意の聴取が続いていた。

 漁船衝突事件は9月7日に発生。保安官は、海保のネットワーク内にある海上保安大学校(広島県呉市)の共有フォルダーから同僚が入手した映像を巡視艇内のパソコンから取り込んだ。11月4日午後に神戸市のインターネットカフェから「ユーチューブ」に投稿、5日午前に削除した。

このニュースの写真

 神戸海上保安部が入る合同庁舎と大勢の報道陣=15日夕、神戸市中央区

PR

PR
PR
イザ!SANSPO.COMZAKZAKSankeiBizSANKEI EXPRESS
Copyright 2010 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。