大相撲の横綱白鵬(25)=宮城野部屋=は15日、福岡国際センターで行われた十一月場所2日目で稀勢の里と対戦し、一月場所13日目の魁皇戦以来の敗北を喫し、連勝記録は63で止まった。63連勝は元横綱双葉山(元時津風親方)の69連勝に次ぐ昭和以降歴代2位の記録となる。
白鵬は一月場所14日目から2連勝、三、五、七、九月場所で1場所15日制となって以降初となる4場所連続全勝優勝を果たした。九月場所8日目には54連勝目を挙げ、元横綱千代の富士(現九重親方)の持つ53連勝の記録を超えていた。
稀勢の里は終始距離を取って白鵬にまわしを取らせず土俵際に追い詰め、右上手を掴むと左からおっつけながら前に出て寄り切った。