福島刑務支所(福島市南沢又)で、経理担当で副看守長だった男性の元刑務官が受刑者の所持金である「領置金」を着服し、業務上横領容疑で書類送検された事件で、福島地検は5日、同刑務官を容疑者死亡で不起訴とした。
同地検によると、同刑務官は05年12月~今年3月に計34回、領置金を保管していた日本銀行福島支店から5345万円を払い戻し、うち4000万円を着服。借金返済やギャンブルに使い、領置金残高を示す書類を書き換えていたとされる。
同刑務官は横領発覚後の7月、山形県で自殺した。41歳だった。【蓬田正志】
毎日新聞 2010年11月6日 地方版