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2010年11月11日(木)の記事

米原タンク殺人裁判 被告人質問

去年6月、米原市で交際相手の女性を汚水タンクに落とし窒息死させたとして、殺人の罪に問われている男の裁判員裁判の第4回公判が11日開かれ、被告の男の乗用車のブレーキドラムに付いた被害者女性の血痕について被告人質問が行われました。この事件は去年6月、同じ職場で働く交際相手で長浜市の小川典子さん当時28歳を鈍器のようなもので殴った上、米原市伊吹の汚水タンクに落とし、窒息死させたとして、米原市の会社員、森田繁成被告41歳が殺人の罪に問われているものです。裁判員裁判4日目も、前日に引き続き被告人質問が行われました。この中で検察側から被告の乗用車のブレーキドラムについていた血痕が小川さんのDNA型と一致することについて聞かれると、森田被告は、去年5月3日午後に小川さんと小川さんの友人夫婦が車のタイヤ交換をしてくれて、その夜、小川さんと出会った際、小川さんが「鉄を蹴った」と言って足に絆創膏を貼っていたので、そのケガによる血痕だと思うと答えました。しかし検察側は、5月3日当日にやりとりされた森田被告と小川さんのメールにタイヤ交換の話が一切出てこないことや当日の午前9時から午後3時ごろまで小川さんに外出した様子がないことなどを示したうえで、タイヤ交換の話は信ぴょう性が低いことを指摘しました。裁判は12日も引き続き、被告人質問が行われますが、12日の被告人質問について大津地裁の坪井祐子裁判長は「公序良俗に反する恐れがある」として非公開としました。

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