「三宅雪子議員が自宅マンションから飛び降りた!」
そんな驚くべき情報が流れたのは11月2日のこと。実際には「飛び降りた」のではなく、「落ちた」のだという。三宅氏と言えば、今年5月に国会の委員会審議中に転倒し、足を負傷。その際、転び方が不自然だと大論争を巻き起こしたことで知られる。
いったい、なぜ三宅氏は"落ちた"のか。本人及び秘書の説明では、2日の未明、酒に酔っていた三宅氏は、ツイッターなどをしようと自宅マンションのベランダに出た際、手すりの外の足場に携帯を落とし、それを拾おうとして、誤って転落したのだという。
自宅は4階。落ちて腰の骨折だけで済んだのは奇跡的だが、その状況にはクビを傾げざるを得ない。
そもそも、なぜ午前2時という時間にベランダに出たのか。また、携帯を落としかけたとしても、それを取るため9.2mの手すりを越えて外側に立つなど、常識外れの行動だ。
そのため、ご本人の説明とは別に、永田町ではさまざまな話が乱れ飛んでいる。
「先月末にツイッターに『人生最大の裏切りを受けた』などと書き込んでいたため、それが誰か話題になった。地元・群馬で可愛がっていた議員候補とケンカした、と本人サイドは説明していますが、『違う』という声もある」(民主党秘書)
三宅氏の知人によれば、彼女は師と仰いでいた小沢一郎元幹事長が失脚し、そのため党内でもほとんど仕事が無い・無職・の状態であり、そのことでもかなり悩んでいたという。
「5月の転倒騒動もあり、小沢派の議員ですら、彼女を敬遠する雰囲気があった。『気弱になっているようで心配だ。酒も好きだし、クスリと一緒に飲んだりしていなければいいが』と、周りも心配していたようです」(民主党新人議員)
寒々とした深夜のベランダに出て、一心不乱に携帯を操作し、何事かを打ち込んでいる女性。本人サイドの説明をそのまま再現するだけでも、何やら鬼気迫る情景なのだが・・・。
ともあれ、命が助かったのは何より。三宅議員には、ケガが癒えた後、これまで以上のご活躍をお祈りしたいものである。
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