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汚泥タンク殺人裁判 「現場近くによく似た車」目撃者が証言
汚泥タンクに女性を落とし窒息死させたとして殺人罪に問われた滋賀県米原市の会社員、森田繁成被告(41)の裁判員裁判が10日、大津地裁(坪井祐子裁判長)であり、現場付近を通ったトラック運転手の男性が検察側証人として出廷。「(被告の車と)よく似た車がタンクの近くに止まっていた」と話した。
男性は事件があったとされる時間帯に付近をトラックで通り掛かり、止まっている乗用車を目撃したといい「角張った車体やライトの形が似ている」と証言。弁護側は記憶を確かめさせるように質問し、裁判員はメモを取りながら聞き入った。
森田被告は昨年6月、交際相手の小川典子さん=当時(28)=を殺害したとして同7月に起訴された。検察側は公判で、被告の車のシートや左後輪のブレーキドラムなどから小川さんのDNA型と一致する血痕が検出されたと指摘している。