雙葉日記 静岡雙葉
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最近の日記
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第2回 オープンキャンパス - [2010.11.12]
中一 福祉体験学習 - [2010.11.10]
高1 カナダ・バンクーバー研修記 - [2010.11.08]
シンガポール姉妹校生徒来校 - [2010.11.04]
高2 出張講義 - [2010.10.30]
高2・3 卒業生によるワークショップ - [2010.10.29]
中三 修学旅行 - [2010.10.28]
高2 研修旅行 - [2010.10.27]
中一 錬成会 - [2010.10.25]
中二 錬成会
高2・3 卒業生によるワークショップ
2010.10.30
「想いを行動に移した時、世界は変わる」
10月26日(火)の6〜7限、LHRにて、本校の卒業生でありNPOの一員として活躍されている、仲本千津さんが来校し、高2・高3の生徒たちの前で講演をしていただきました。彼女の進学した大学・大学院で国際関係論―紛争解決学・平和構築学を学んだ経緯から話され、そこで出会い現在も一員として活動しているNPO(OPAC=沖縄平和協力センター)で行なわれているワークショップを実際に生徒達がステージの上に立ち、体験しました。「腕組みゲーム」と「風船ゲーム」では、与えられた命題にどう向かい合い、命題の解決に向かうための方法や手段、解決を妨げる要因や陥りやすい行動などを、的確に、わかりやすく示されました。「楽しみながら、大切なことを仲間とともに考え、学びあう」というOPACの精神を実感できる企画でした。ワークショップのまとめの中で、仲本さんは生徒たちに、紛争や平和問題、そして食糧問題や環境問題はいろいろなつながりを持ち、遠くの国で起こっている関係のないことではなく、「すべては他人事ではなく自分事」なのだということを強調され、まず自分の周りや世界で起こっていることに関心を持ち、「身近なこと、出来ることから始めよう」と呼びかけられて、先日父の会・母の会の合同例会で講師として来校された小暮真久氏が事務局長を務める「Table for two」の活動を紹介されました。最後に、自らの信条とされている、「想いを行動に移した時、世界は変わる」という言葉を生徒達に示し、講演を終えられました。
【生徒の感想】
先日、雙葉祭で食事係をしたとき、大量の残飯が出されたことを思い出しました。また、今名古屋で開催されているCOP10でも医療資源の配分(先進国と後進国との間の)について話し合っていることも思い浮かびました。とにかく、私たちは資本主義の恩恵におぼれ、その陰にいる犠牲者の存在を忘れて生活していることを反省しました。一番いけないことは、それを聞いても、そしていけないこととわかっても、何もしないことだと気付きました。(高3生徒)
●写真:仲本さんが講演をする様子。講堂にて。