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伝統

知り合いがmixiにこのようなことを書いていた。

「世界には200年以上続いた企業が7000社あり、その7000社の内、インドに3社、中国9社あるんだそうです。ちなみに韓国には全くない。 一応は経済躍進をしているかのような感のある中国は一桁です。 内戦と侵略を繰り返し、王朝が変わる度にこれまでの遺産を否定し破壊する歴史しかもたない国には、歴史ある企業は育たないということです。
さて日本には200年以上の企業は、何社あるか?3000社もあります。7000分の3000ですよ。世界の長寿企業の4割は我が祖国日本にあるんです。 二千有余年、一度も断絶することのない歴史を維持してこれた国にしかできないことです。今は経済不況かもしれませんが、必ず日本は再生します。先人が受け繋いでこられた誇りある祖国を、次代に繋ごうではありませんか。」


そこで私は思い出した。5年くらい前だったか、1000年続く金剛組という宮大工の会社についてテレビでやっていたのをメモしておいたことがある。1000年前といえば、飛鳥時代だ。そこには簡単に真似のできない技術の積み重ねがあった。これが歴史とともに少しずつ堆積していく伝統の重みだ。ここは一時コンクリート業界に入って失敗。代々の戒めとして

1、本業に専念すべし
2、身の丈に過ぎたことはしてはならない。
3、強みのところで勝負する

というのがあるそうな。これは祖先が経験してきた知恵なのであるから、こういう知恵のおかげで1000年続いているのだ。


また、岐阜県の鋳物製造の岡本という会社は創業450年。戦国時代からだ。守るべきものは代々伝わる精神(家訓)

1、番頭制で、若い時に代を変わる。親の目が黒いうちに失敗させるのだそうだ。また2代に1代は養子だそうな。
2、本業に専念する
3、政治には口を出さない

そして、変わっていくべきものとして 「同じものを同じように造っていてはだめ。絶えず時代に応じた商品を開発していく必要があります。」と現社長が語られている。ここだったかな、初めはお寺の鐘を作っていたのは。


これらは国に関しても同じことが言えるんだ。保守するべきもの(変わってはいけないもの)、変わっていくものをしっかり認識していないと、今の日本のように大事なことが溶けて流れてしまって、方向を見失い、ついには、先人たちが汗と血で守ってきた国を失うんだ。情けない。


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