菅改造内閣:経済対策を重視 基本方針決める

2010年9月17日 21時13分 更新:9月17日 21時19分

初閣議に臨む菅直人首相(中央)。右は前原誠司外相、左は鹿野道彦農相=首相官邸で2010年9月17日午後6時19分、石井諭撮影
初閣議に臨む菅直人首相(中央)。右は前原誠司外相、左は鹿野道彦農相=首相官邸で2010年9月17日午後6時19分、石井諭撮影

 政府は17日、菅改造内閣発足後の初閣議を首相官邸で開き、5項目からなる「内閣の基本方針」を決めた。6月の菅内閣発足直後の基本方針を踏襲した上で、「直近の円高・デフレ状況に対する緊急な対応を行う」「新成長戦略の着実かつ早急な実現を図る」を新たに加え、経済重視の姿勢となっている。他の項目は「省益にとらわれず政策課題に取り組む」「行政の透明化推進」「政務三役と官僚は役割分担と責任を明確にし、一体となって政策運営に取り組む」など。

 鳩山前政権の退陣を受けた発足直後は、民主党政権への「期待が揺らいでいる」「信頼を回復することにまい進する」としていたが、今回は「国民に約束した政策を政治主導・官邸主導で実現する」と前向きな表現に直した。【野口武則】

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