2010年9月16日 19時19分
日本列島は16日、前線を伴った低気圧の影響で東日本を中心に大雨となった。東北から東海にかけて、雨に加えて上空に北東から冷たい空気が流れ込んだため肌寒い一日となり、東京都心も日中の最高気温が21.9度までしか上がらず、6月14日以来約3カ月ぶりに25度を下回った。
気象庁によると、16日の日中、1時間降水量が最も多かったのは三重県尾鷲市で、54.5ミリの非常に激しい雨が降った。また、東京都心(32.2ミリ)や千葉県佐倉市(45.5ミリ)でも激しい雨が降った。雨と寒気の影響で東北から東海地方にかけては、夏日(最高気温25度以上)にならない地点が多く、東京都心の最高気温は平年を5度近く下回った。