2009年09月14日
新世界秩序ー陰謀の理論 ムガベ/チャベス
こういうのがあったので、以下引用しておく。
ムガベというやつはとんでもないやつだな。ついでにこの続きでチャベスの国連演説の引用ものせておく。世界は広いと言うことだな。日本人の常識が日本文明と言われる所以だ。
“経済崩壊”のジンバブエ、ムガベ大統領が盛大な誕生日パーティ
国内外のメディアによると、与党ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU-PF)がパーティーに必要な食材を検討、リストアップしたとされている。
以下がその一部(一部抜粋):
・シャンパン:2000本(モエ・エ・シャンドン、もしくは1961年産のボランジェ)
・ウイスキー:500本(ジョニーウォーカー・ブルーラベル)
・ロブスター:8000匹
・クルマエビ:100キログラム
・カモ肉:3000羽分
・キャビア:4000人分
・フェレロロシェのチョコレート:8000箱
・ケーキ:3000個(チョコレート/バニラ風味)
ZANU-PFはこのほか、企業などを対象に4万5000-5万米ドル(約400万-450万円)の“寄付金”を指定の銀行口座に振り込むよう促しているという。
今回の件について、英国の影の外相ウィリアム・ヘイグ氏は「飢餓で亡くなる国民が大勢いる上、国が崩壊に向かいつつある状況においてこのような行動に出るとは、ロバート・ムガベ大統領による“独裁体制”を象徴しているとしか思えない」と批判している。
また民間国際援助団体「セーブ・ザ・チルドレン」の関係者は、「パーティーのために費やされる巨額の費用で多くの人の命が救えるはずです」と怒りをあらわにしている。
ジンバブエではコレラのまん延で約3400人が死亡したほか、失業率が94%に到達。国連推計で約700万人が緊急の食糧支援を必要としているとされる。
http://blog.livedoor.jp/booq/archives/710801.html
【 ウゴ・チャベスという男〜炎の国連演説/2006.9.20 】
以前からベネズエラのチャベス大統領(52才)が米政府をボロクソに叩く度に、ブッシュに批判的な僕でさえ“そこまで言っちゃうのか!?”とたまげてたん だけど、9月20日の国連総会で炸裂した「ブッシュは悪魔」演説は過去最強のチャベス節で、僕は彼が暗殺されないかマジでヒヤヒヤしている。
壇上にあがったチャベスは最初に米国の言語学者チョムスキーの著書をかざし、「これは素晴らしい本だ。スーパーマンの映画ばかり見ていないで、アメリカ人 はチョムスキーの本『覇権か生存か』を読むべきだ」と訴え、各国代表にも「数ヶ国語で翻訳されており簡単に読める」と勧めた。チョムスキーは米国人であり ながら「我が国こそが世界最悪のテロ国家」「米国はアフガンに援助ではなく賠償すべき」と吠えている反骨の知識人(チャベスの演説後、同書はアマゾンで1位となり大手書店が2万5千冊の増刷を指示した)。
この時点でもう会議場に笑いが起きていたが、これはほんの序章だった。
チャベスは前日の総会でブッシュが演説したことに触れ、「米国人にとっての脅威は彼ら自身の家にある。悪魔は本国にいる。昨日ここに悪魔が来た。まさにこの壇上に。まだ地獄の硫黄の匂いがする」と言い、お祓いの為に天を仰いで十字を切ったのだ。そしてブッシュによる外交政策を「悪魔のレシピ」「まるでヒッチコックの映画」と断罪し、「世界はお前の所有物じゃない、頭を医者に分析してもらえ」 と斬り捨てた。米国政府はもちろんカンカン。米のボルトン国連大使は「チャベスこそ言論の自由を自国民に与えていない」と批判した。しかし、言論の自由がないというのはとんでもない勘違いだ。
ベネズエラではTV局の民放はすべて大金持ちの“反”チャベス勢力が握っており、これまでにデマや中傷の猛烈な反チャベス・キャンペーンが展開されてきた。'02年には富裕層と結託した軍部によるクーデターが勃発、彼は大統領職を奪われ、監禁、処刑される寸前までいった。この時は、市民が軍に対し「大統領をクビにできるのは国民だけだ」と命懸けでデモを行ない、市民自身がチャベスの命を救った。
軍による拉致から生還したチャベスはこう言った「反対派に言いたい。反論は大いに結構。私はあなた方を説得できるよう努力する。しかし国民の規範である憲 法に背く行為は許されない(政権交代は選挙でのみ可能であり軍事クーデターは憲法違反)。憲法は国家という共同体の基本だからだ」。
後に軍事クーデターを背後で支援したのはブッシュ政権(CIA)と判明。殺されかけたチャべスがさらに米国嫌いになったのも当然だ。
※参考/市民がチャベスを救った軍事クーデターの真実(これはかなり感動的な話ッス。どれほどチャベスが国民から愛されているか分かりマス!)
ベネズエラは世界第5位の産油国で本来は豊かな国だ。しかしチャベスが登場するまで石油の利権は米国企業が独占し、猛烈な貧富の差から貧困層は学校にさえ行けなかった。貧しい家庭に生まれて大統領となった彼は、石油の利益を社会福祉に還元し、文盲の300万人に文字を教え、大学まで教育を無料にし、何と大半の国民の医療を無料に した(医薬品もタダ!)。食糧を人口の半数に安価で提供し、うち百万人には生活が改善されるまで“無料”で配給している。ここで大事なのは、けっして“保護漬け”にするのではなく、支援は自立の為の一時的措置であり、文字を学んで健康を維持して社会に出て行ける環境を作っている点だ。失業率も7%減少した。これらを'98の就任から7年間で実現させ、市民、特に貧困層から絶大な支持を得ている。
チャベスは昨年の国連で「安保理5カ国の拒否権の即時廃止」を 訴え、「このようなエリート主義の遺物は平等や民主主義という基本的思想にも相容れません」と力説。また「私達は5年前の総会で飢餓に苦しむ8億4千万の 人を2015年までに半減することを目指しましたが、このままでは目標達成に2215年までかかってしまいます。私達はまた、初等教育の完全普及を 2015年に実現することを宣言しました。現在の状況では2100年までかかります。たとえ人類が環境破壊に生き残ったとしても、誰がそれを祝うことがで きるでしょう?」とも。
ブッシュを「ミスター・デンジャー」と呼ぶ彼は、ラテンアメリカで絶大な人気を誇り“ゲバラの再来”と言われている。
米のライス国務長官は「“悪魔”は絶対に言ってはいけない言葉」と怒り心頭だ。国連総会という公の場で、一国の元首が他国のトップを悪魔呼ばわりするのは、確かに外交辞令を無視した下品な行為といえる。しかし、チャベスの演説に各国代表から拍手喝采がわき起こった事実を、米国は真摯に受け止めた方が良い。自分達がどんな風に世界から見られているのかを。このチャベスの演説はCNNで生中継されていたので、早くもネットにアップされている。
●国連総会のチャベスの動画/途中まで Hugo Chavez Speech UN Devilで検索すれば見られる。(10分2秒)CNNの生中継。始めにチョムスキーの本を絶賛、“問題”の「悪魔が来た」発言は1分5秒あたりから。チャベスの後方に映っている人の笑顔が幸せそうだ(笑)。
●チャベスの演説全文の訳 リンクの許可を頂きました♪
http://kajipon.sakura.ne.jp/kt/chavez.html
ムガベというやつはとんでもないやつだな。ついでにこの続きでチャベスの国連演説の引用ものせておく。世界は広いと言うことだな。日本人の常識が日本文明と言われる所以だ。
“経済崩壊”のジンバブエ、ムガベ大統領が盛大な誕生日パーティ
国内外のメディアによると、与党ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU-PF)がパーティーに必要な食材を検討、リストアップしたとされている。
以下がその一部(一部抜粋):
・シャンパン:2000本(モエ・エ・シャンドン、もしくは1961年産のボランジェ)
・ウイスキー:500本(ジョニーウォーカー・ブルーラベル)
・ロブスター:8000匹
・クルマエビ:100キログラム
・カモ肉:3000羽分
・キャビア:4000人分
・フェレロロシェのチョコレート:8000箱
・ケーキ:3000個(チョコレート/バニラ風味)
ZANU-PFはこのほか、企業などを対象に4万5000-5万米ドル(約400万-450万円)の“寄付金”を指定の銀行口座に振り込むよう促しているという。
今回の件について、英国の影の外相ウィリアム・ヘイグ氏は「飢餓で亡くなる国民が大勢いる上、国が崩壊に向かいつつある状況においてこのような行動に出るとは、ロバート・ムガベ大統領による“独裁体制”を象徴しているとしか思えない」と批判している。
また民間国際援助団体「セーブ・ザ・チルドレン」の関係者は、「パーティーのために費やされる巨額の費用で多くの人の命が救えるはずです」と怒りをあらわにしている。
ジンバブエではコレラのまん延で約3400人が死亡したほか、失業率が94%に到達。国連推計で約700万人が緊急の食糧支援を必要としているとされる。
http://blog.livedoor.jp/booq/archives/710801.html
【 ウゴ・チャベスという男〜炎の国連演説/2006.9.20 】
以前からベネズエラのチャベス大統領(52才)が米政府をボロクソに叩く度に、ブッシュに批判的な僕でさえ“そこまで言っちゃうのか!?”とたまげてたん だけど、9月20日の国連総会で炸裂した「ブッシュは悪魔」演説は過去最強のチャベス節で、僕は彼が暗殺されないかマジでヒヤヒヤしている。
壇上にあがったチャベスは最初に米国の言語学者チョムスキーの著書をかざし、「これは素晴らしい本だ。スーパーマンの映画ばかり見ていないで、アメリカ人 はチョムスキーの本『覇権か生存か』を読むべきだ」と訴え、各国代表にも「数ヶ国語で翻訳されており簡単に読める」と勧めた。チョムスキーは米国人であり ながら「我が国こそが世界最悪のテロ国家」「米国はアフガンに援助ではなく賠償すべき」と吠えている反骨の知識人(チャベスの演説後、同書はアマゾンで1位となり大手書店が2万5千冊の増刷を指示した)。
この時点でもう会議場に笑いが起きていたが、これはほんの序章だった。
チャベスは前日の総会でブッシュが演説したことに触れ、「米国人にとっての脅威は彼ら自身の家にある。悪魔は本国にいる。昨日ここに悪魔が来た。まさにこの壇上に。まだ地獄の硫黄の匂いがする」と言い、お祓いの為に天を仰いで十字を切ったのだ。そしてブッシュによる外交政策を「悪魔のレシピ」「まるでヒッチコックの映画」と断罪し、「世界はお前の所有物じゃない、頭を医者に分析してもらえ」 と斬り捨てた。米国政府はもちろんカンカン。米のボルトン国連大使は「チャベスこそ言論の自由を自国民に与えていない」と批判した。しかし、言論の自由がないというのはとんでもない勘違いだ。
ベネズエラではTV局の民放はすべて大金持ちの“反”チャベス勢力が握っており、これまでにデマや中傷の猛烈な反チャベス・キャンペーンが展開されてきた。'02年には富裕層と結託した軍部によるクーデターが勃発、彼は大統領職を奪われ、監禁、処刑される寸前までいった。この時は、市民が軍に対し「大統領をクビにできるのは国民だけだ」と命懸けでデモを行ない、市民自身がチャベスの命を救った。
軍による拉致から生還したチャベスはこう言った「反対派に言いたい。反論は大いに結構。私はあなた方を説得できるよう努力する。しかし国民の規範である憲 法に背く行為は許されない(政権交代は選挙でのみ可能であり軍事クーデターは憲法違反)。憲法は国家という共同体の基本だからだ」。
後に軍事クーデターを背後で支援したのはブッシュ政権(CIA)と判明。殺されかけたチャべスがさらに米国嫌いになったのも当然だ。
※参考/市民がチャベスを救った軍事クーデターの真実(これはかなり感動的な話ッス。どれほどチャベスが国民から愛されているか分かりマス!)
ベネズエラは世界第5位の産油国で本来は豊かな国だ。しかしチャベスが登場するまで石油の利権は米国企業が独占し、猛烈な貧富の差から貧困層は学校にさえ行けなかった。貧しい家庭に生まれて大統領となった彼は、石油の利益を社会福祉に還元し、文盲の300万人に文字を教え、大学まで教育を無料にし、何と大半の国民の医療を無料に した(医薬品もタダ!)。食糧を人口の半数に安価で提供し、うち百万人には生活が改善されるまで“無料”で配給している。ここで大事なのは、けっして“保護漬け”にするのではなく、支援は自立の為の一時的措置であり、文字を学んで健康を維持して社会に出て行ける環境を作っている点だ。失業率も7%減少した。これらを'98の就任から7年間で実現させ、市民、特に貧困層から絶大な支持を得ている。
チャベスは昨年の国連で「安保理5カ国の拒否権の即時廃止」を 訴え、「このようなエリート主義の遺物は平等や民主主義という基本的思想にも相容れません」と力説。また「私達は5年前の総会で飢餓に苦しむ8億4千万の 人を2015年までに半減することを目指しましたが、このままでは目標達成に2215年までかかってしまいます。私達はまた、初等教育の完全普及を 2015年に実現することを宣言しました。現在の状況では2100年までかかります。たとえ人類が環境破壊に生き残ったとしても、誰がそれを祝うことがで きるでしょう?」とも。
ブッシュを「ミスター・デンジャー」と呼ぶ彼は、ラテンアメリカで絶大な人気を誇り“ゲバラの再来”と言われている。
米のライス国務長官は「“悪魔”は絶対に言ってはいけない言葉」と怒り心頭だ。国連総会という公の場で、一国の元首が他国のトップを悪魔呼ばわりするのは、確かに外交辞令を無視した下品な行為といえる。しかし、チャベスの演説に各国代表から拍手喝采がわき起こった事実を、米国は真摯に受け止めた方が良い。自分達がどんな風に世界から見られているのかを。このチャベスの演説はCNNで生中継されていたので、早くもネットにアップされている。
●国連総会のチャベスの動画/途中まで Hugo Chavez Speech UN Devilで検索すれば見られる。(10分2秒)CNNの生中継。始めにチョムスキーの本を絶賛、“問題”の「悪魔が来た」発言は1分5秒あたりから。チャベスの後方に映っている人の笑顔が幸せそうだ(笑)。
●チャベスの演説全文の訳 リンクの許可を頂きました♪
http://kajipon.sakura.ne.jp/kt/chavez.html