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APECで自衛隊も警戒態勢

11月12日 4時40分 twitterでつぶやく

横浜市で開かれるAPECアジア太平洋経済協力会議の首脳会議の期間中、防衛省は、不測の事態に備えるため、会場周辺を航空機で警戒するとともに、テロに対処できる部隊を近くの駐屯地に待機させることにしています。

今月13日と14日に横浜市で開かれるAPECの首脳会議に向けては、警察が2万人以上を投入して警備態勢を組んでいますが、防衛省も期間中、航空機や部隊を出して警戒に当たることになりました。このうち航空自衛隊は、会場周辺に移動式のレーダーを配備するとともに、高性能のレーダーを備えたAWACS=早期警戒管制機を上空で飛行させて不審な航空機の警戒に当たります。海上自衛隊もP3C哨戒機などが周辺海域に不審な船舶がいないか、上空から警戒・監視活動を行うことにしています。また、陸上自衛隊は、放射性物質や化学兵器を使ったテロに備えて、近くの駐屯地に放射性物質や有毒ガスで汚染された地域でも活動できる特殊武器防護隊を待機させることにしています。