G20サミット:会場でのあれこれ(上)

ロ大統領が連日の遅刻

韓国政府からの贈り物は特製絵皿、ファーストレディーには化粧品

 12日、COEX(ソウル市江南区三成洞)3階会議場で開催された主要20カ国・地域(G20)首脳会議は、約6時間に及ぶマラソン会議となった。

 まず李明博(イ・ミョンバク)大統領が午前8時20分ごろ会場に到着し、ゲストを迎える体制を整えた。李大統領は会議場の入り口でファンロンパウ欧州理事会常任議長、ベトナムのズン首相、スペインのサパテロ首相、英国のキャメロン首相、インドのシン首相など各国首脳を出迎えた。

 とりわけ同日午前7時に韓国入りしたフランスのサルコジ大統領には、「ソウルまで夜通しのフライトでお疲れになったでしょう」と言葉を掛けた。火山噴火により国内に難題を抱えた状況で首脳会議に出席したインドネシアのユドヨノ大統領にも、感謝の意を伝えた。

 オバマ米大統領は、首脳会議の開始に合わせ、午前9時ごろ到着。ほかの首脳らと異なり、米国の警護員4人と共に会議場に入った。韓国政府が提供した現代「エクウス」のリムジンではなく、米国から空路で持ち込んだ専用の防弾車「キャデラック・ワン」で到着したオバマ大統領は、13-14日に日本で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)でもこの防弾車を使用するという。ロシアのメドベージェフ大統領は、会議の開始時刻から10分遅れて会場入りし、前日の歓迎夕食会に続き、二日連続の遅刻となった。

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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