天皇陛下は13日、ブルネイのボルキア国王と皇居・宮殿で会見した。国王は、横浜市でのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議出席のため来日中。宮内庁によると、会見で陛下がAPECの出席に触れると国王は「1993年の最初の首脳会議から出席しており、そのころの首脳はすべて引退しています」と話した。また、陛下が環境保護について尋ねると、ブルネイでは国土の50%の森林を保全することを決め、炭酸ガス吸収に貢献していることなどを説明したという。
毎日新聞 2010年11月13日 11時40分(最終更新 11月13日 11時58分)