【ソウル１３日聯合ニュース】李明博（イ・ミョンバク）大統領が１３日、アジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）首脳会議に出席するため専用機で日本・東京の羽田空港に到着した。この後、会議会場がある横浜に移動した。

　同日から２日間の日程で開かれるＡＰＥＣ首脳会議には２１カ国・地域が参加し、域内の経済発展と協力について意見を交換する予定だ。

　李大統領は会議初日、ソウルで１１〜１２日に開かれた２０カ国・地域（Ｇ２０）首脳会合（金融サミット）の主な合意事項について説明し、ＡＰＥＣの支持と協力を呼びかける方針だ。また、チリのピニェラ大統領と会談し、通商、資源・基盤施設の開発などについて議論する。

　１４日には日本の菅直人首相と会談を行い、日本植民地時代に朝鮮半島から持ち出された文化財「朝鮮王室儀軌」（朝鮮王朝時代の祭礼や主要行事を絵や文で記録した書物）などの図書の韓国返還に合意すると予想される。

専用機から降りる李大統領夫妻＝１３日、東京（聯合ニュース）