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Twitter Send 2010/11/13 17:22 KST
韓国・チリ首脳会談、FTA発展策の模索で一致


【横浜13日聯合ニュース】アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するため日本を訪問中の李明博(イ・ミョンバク)大統領は13日、横浜市内のホテルでチリのピニェラ大統領と会談し、両国間の自由貿易協定(FTA)の深化や発展策などについて意見を交換した。

 李大統領は会談で、両国が1962年に国交樹立後、さまざまな分野で緊密に協力してきたことに満足感を示し、2004年に発効した両国間のFTAを相互に利益となる成功例として評価した。ピニェラ大統領も、FTAで強固になった両国関係が目を見張るほどの発展を遂げたことに満足していると述べた。

ピニェラ大統領と握手を交わす李大統領=13日、横浜(聯合ニュース)

 両首脳は、両国にとって利益となる方向へFTAを深化、発展させる方策を模索するため緊密に協力することで合意した。また、エネルギー、資源、基盤施設の分野でも協力を大幅に拡大することで一致した。

 また、李大統領は、チリの鉱山落盤事故で作業員33人が無事に救出されたことを祝い、ピニェラ大統領は李大統領と韓国国民の関心に謝意を表明した。

会談する李大統領とピニェラ大統領=13日、ソウル(聯合ニュース)