APECで大統領夫人ら鎌倉訪問 大仏見学、子どもと交流アジア太平洋経済協力会議(APEC)で来日したメキシコ大統領やニュージーランド首相ら首脳や閣僚の夫人7人が13日、菅直人首相の伸子夫人にエスコートされ、神奈川県鎌倉市の高徳院と建長寺を訪れた。一行は鮮やかな紅葉に彩られた古都で、地元の子どもたちとも交流した。 夫人たちはまず、高徳院で大仏に参拝。佐藤孝雄住職から説明を受けながら見学し、大仏を背景に笑顔で記念撮影した。 続いて訪れた建長寺では市内の小学生が歓迎し、一人一人に記念の扇子を贈った。夫人たちはうれしそうに扇子を眺めたり、図柄について通訳に尋ねたりし、伸子夫人が藤の花や季節をデザインした図柄であると説明する場面もあった。 メキシコのマルガリータ・サバラ大統領夫人は扇子を贈った同市立小坂小6年生の沢畑遥さん(12)に、メキシコ国旗をあしらったピンバッジをプレゼント。夫人の手でシャツに着けてもらった沢畑さんは「緊張したけれど、とてもうれしい。一生の宝物にします」と笑顔で話していた。 【共同通信】
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