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日中首脳会談 関係を改善する方向で一致
APEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議に出席するため日本を訪れている中国・胡錦濤国家主席は13日夕方、菅首相と会談した。両首脳は、今後の日中関係を改善する方向で一致した。
会談は開始から約30分前に急きょ設定され、13日午後5時25分ごろから約20分行われた。この中で両首脳は、長期的に安定した日中の戦略的互恵関係は両国民の利益に合致すること、また、政府や民間の交流協力を一層促進することで一致した。
会談に同席した福山官房副長官によると、沖縄・尖閣諸島の問題で、菅首相が日本の確固たる立場を伝え、胡国家主席からも中国の立場について表明があったということだが、具体的なやりとりは明らかにしなかった。また、中国漁船衝突事件の映像が流出したことについては、一切話題にならなかったという。
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