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横浜で「第二の開国」目指すと首相、APEC・CEOサミット/神奈川

2010年11月14日

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 アジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳と経済界の代表らが投資や貿易について議論するAPEC・CEOサミットが13日、横浜市内のホテルで開かれ、日米中の首脳が講演した。オバマ米大統領はアジアへの輸出拡大を目指す決意を述べ、中国の胡錦濤国家主席はさらなる経済成長に意欲をみせた。菅直人首相は環太平洋連携協定(TPP)協議に着手することを表明、“第二の開国”を目指す考えを示した。

 菅首相は151年前に横浜が開港されたことに触れ、「この横浜は当時、外国に向かって開かれた港のひとつ。今では日本で屈指の港になった」と紹介。その上で「その横浜で皆さんに申し上げたいことがある。日本は今再び大きく国を開いていくことを決断した」と話した。

 経済連携協定を結び、自由貿易圏を形成している国が増えていることに触れ、「わが国はこの潮流に立ち遅れてきた」と説明。日本が繁栄するため、「世界、アジア地域とともに成長の道を歩むことを抜きに日本の繁栄は考えられない」と述べ、TPP参加へ強い意欲を示した。

 菅首相の講演を受け、オバマ米大統領は「日本を含むアジア諸国で起きていることはアメリカにも大きな影響を与える」と述べ、高い経済成長を続けているアジア地域の重要性が増しているという認識を示した。TPPについて「市場開放を実現し、輸出を増やしていきたい」と話し、急成長を続けるAPEC地域で米国の輸出拡大を目指す考えを表明した。胡主席は「中国は引き続き開放(政策の継続)をもって改革を促す」と強調。「世界との共同発展を堅持する」と述べ、各国と協調しながら経済発展を進める考えを強調した。

 CEOサミットは日本経団連主催で、約千人が参加。会場内には世界各国メディアの30台以上のテレビカメラが並び、100人を超える記者が集まった。12、13の両日で計11人の首脳が登壇、世界に向けて自らの考えを発信した。

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