前原誠司外相と中国の楊潔チ外相は14日、横浜市内で会談した。前原氏は中国が一方的に延期を発表した東シナ海ガス田開発の条約締結交渉再開を求めたが、楊氏は「再開していく上では雰囲気づくりが必要だ」と慎重姿勢を示した。また中国側が領有権を主張する尖閣諸島を念頭に「敏感な問題については適切に処理したい」と述べた。
前原氏は建設会社フジタ社員ら日本人4人が中国当局に拘束された問題で、法的な背景について説明を求めた。これに対し楊氏は「駐在している国の法律を守ることは当然だ。今回、軍事制限区域に入ったのは明らかだ」と主張した。
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2010/11/14 12:50
【共同通信】
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