2010-11-02
日芸の芸術祭初日の模様
緊急ニュース
山崎行太郎氏が「水嶋ヒロ」問題でテレビ生出演。ぜひご覧ください。
一ヶ月ほど前に、芸能界を引退し、「小説家宣言」をしていた水嶋ヒロというタレントが、賞金二千万円という破格の金額が話題の「ポプラ社小説大賞」を受賞したことがわかり、ネットを中心にマスコミなどで、「出来レースではないのか?」「ゴーストライターがいるのではないか?」「編集部員が選考委員の文学賞っておかしくないのか?」等と話題になっていますが、実はこの「水嶋ヒロ」問題で、テレビ局の取材を受けました。というわけで、昨日(11月 1日)、フジテレビの午後五時からのスーパーニュースという番組に声だけでしたが出演しました。たまたま昨日は、朝日カルチャーセンターの「小説講座」の時間とぶつかり、電話取材ということになりました。ところで、その影響か知りませんが、今度はテレビ朝日の「ワイドスクランブル」から取材を受けました。今度は、電話で話しているうちに、番組に生出演ということになり、今日のお昼、テレビ朝日の「ワイドスクランブル」に出演することになりました。僕の立場は、「文学賞とはもともとそういうものだ」「営業政策としての文学賞こそ本来的なものである」というもので、水嶋ヒロの受賞に対しては批判的ではなく、むしろ肯定的です。
選考委員が、有名作家ではなく、ポプラ社の編集者であることにも、疑惑が向けられていますが、この「有名作家」ではなく「編集者」が選考委員という制度には、逆に重要な意味が込められているように思います。つまり「専門家は保守的だ」という言葉があるように、「有名作家」たちの鑑識眼は、必ずしも「新しい文学」や「新しい有望な作家」を発掘し、誕生させるという側面から見ると、十分ではありません。村上春樹や島田雅彦などは、芥川賞の候補にはなりましたが、受賞はしていません。かなり強く反対する選考委員の「有名作家」がいたからです。しかし、結果はどうなったか。村上春樹は、世界的なベストセラー作家となり、最近はノーベル賞候補にまで上りつめ、島田雅彦も芥川賞は受賞していないにもかかわらず、皮肉なことに芥川賞の選考委員になりました。有名作家を選考委員とすると、としばしばこういう椿事が起ります。そこで、有名作家に頼らずに、編集者だけで選ぼうという文学賞が出てきたわけですが、これは面白い現象です。最近は、その傾向がますますつよくなりつつあるように見えます。本屋さんが選ぶ「本屋大賞」、書評家たちが選ぶ「このミステリーが面白い」等というような、有名作家ではなく、限りなく読者に近い選考委員による文学賞が増えつつありますが、これは文学的な地殻変動にかかわる何かを表しています。読者や編集者が読みたい小説、あるいは売りたい小説は、有名作家たちが認める作家や作品とは必ずしも一致しません。水嶋ヒロ問題は、文学にとどまらず、最近の、こういう「社会的変化」と連動しているように思います。 つまり「テレビ、新聞」の時代から「ネット、ブログ」の時代への変化、一部の専門家が、情報を独占し、一方的に流す時代から、読者や素人が積極的に発言する時代への変化です。いわゆる「小沢一郎事件」や「小沢一郎問題」もそうであり、それを受け止める読者や視聴者の反応もそうです。少なくとももこの情報の「双方向性」ということは、文学に限らず、論壇やジャーズにおいても避けて通れない問題です。
山崎行太郎氏の思想や主張に関心のある方はぜひ「毒蛇山荘日記」をお読みください。
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ドストエフスキー・宮沢賢治・宮崎駿・今村昌平・林芙美子・つげ義春・日野日出志などについての講演を引き受けます。
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十一月一日は芸術祭の初日。午後から参加。顧問をしている自動車部の売店に寄ってから、研究室へ。荷物を置いてすぐに文芸棟の古本市、同人雑誌販売のコーナーをめぐり、他学科の展示などを見に出かける。当日の模様を写真でご覧下さい。
自動車部の主将・高橋君は三年目の芸祭の売店で手慣れた料理ぶり。
黙々とカンバン作りに励む副将の小山君と高橋さん。
ようやく暇を見つけて昼食。副将の松本さんと一年生の中村さん。
高橋主将、韓国留学生のソーさんとソヒさん。
自動車部のアゲリカンを食せずして芸術を語ることなかれ。
ギャラリーに展示された美術学科前教授樋口順治氏の作品「チェロを弾くひと」
以下は文芸棟の展示・販売
他学科の展示(絵画・写真)・音楽・マジックなど
日芸の若者たちよ、はじけたまえ。写真学科の齊藤さんに負けないようにね。
- 12 http://ezsch.ezweb.ne.jp/search/?sr=0101&query=清水正
- 9 http://search.yahoo.co.jp/search?p=清水正ブログ&search.x=1&fr=top_ga1_sa&tid=top_ga1_sa&ei=UTF-8&aq=&oq=
- 6 http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/
- 5 http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&aq=0h&oq=清水&hl=ja&ie=UTF-8&rlz=1T4ADFA_jaJP340JP342&q=清水正
- 4 http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rlz=1T4ADFA_jaJP340JP342&q=清水正
- 3 http://blog.search.yahoo.co.jp/search?fr=top_ga1_sa&ei=UTF-8&p=肛門+漫画
- 3 http://blogs.yahoo.co.jp/takyapon01/folder/1581865.html
- 3 http://search.mobile.yahoo.co.jp/pcsite/list?p=蔵六の奇病&b=43&trans=1
- 2 http://blog.search.yahoo.co.jp/search?p=水嶋ヒロ&type=article&ei=UTF-8&pstart=1&b=281
- 2 http://blog.with2.net/rank1955-0.html