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【三重】

県警、異例の立件 松阪署員書類送検

2010年11月13日

 松阪署の男性巡査(24)が12日、道交法違反容疑で書類送検された飲酒事故。9月の事故当日、発生から4時間半後の呼気検査で巡査のアルコール濃度は基準値以下だったが、県警は事故時の血中アルコール濃度を推計する「ウィドマーク法」を適用し、異例の立件に踏み切った。

 県警は、巡査が警察官でありながら飲酒運転した上、発覚を恐れて通報を遅らせた悪質性を重視。巡査が飲酒したスナックの伝票などから酒量を割り出し、事故までの時間や巡査の体重をウィドマーク法の計算式に当てはめ、事故当時は酒気帯び状態だったと結論づけた。

 県警監察課によると、巡査は9月22日午前2時15分ごろに事故を起こした後、現場近くで時間を稼ぎ午前5時16分に松阪署に通報。同署で呼気検査をしたが酒気帯び基準を下回ったため、当時は摘発されなかった。通報前には近くのコンビニで水やガムを買っていたという。

 県警交通指導課は「秋の全国交通安全運動中に起こした、警察官としてあるまじき事故。厳しく捜査を尽くした」と強調。高橋靖警務部長は「県民の皆さまに誠に申し訳ない。再発防止に務めていく」とコメントした。

 

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