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インフルエンザ患者増加…3週連続、「A香港型」多く mixi Check
国立感染症研究所は12日、全国約5000医療機関を対象にしたインフルエンザの定点調査で、最新の1週間(1~7日)の新規患者数が1医療機関当たり0・2人となり、3週連続で増加したと発表した。
流行開始の目安とされる1人には達していないが、今シーズンは季節性のA香港型ウイルスの検出が多く、新型インフルエンザとA香港型が両方流行する可能性がある。
都道府県別では北海道が1・5人で最も多く、次いで徳島0・87人、沖縄0・6人。検出されたウイルスは、最近5週間ではA香港型が約75%、新型は約21%で、残りがB型だった。
A香港型は、高齢者が感染すると重症化することが多く、特に高齢者施設での感染対策が必要とされる。今月6日には、秋田県北秋田市の病院でA香港型による集団感染が判明し、入院患者8人が死亡した。
厚生労働省は「まだ本格流行とは言えないが、昨年と同様に手洗いやワクチン接種などの対策を取ってほしい」と呼びかけている。
(2010年11月13日 読売新聞)
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