2010-11-10
ポケモン販売中止運動に関する宣言書
私は任天堂より販売されているポケットモンスター(以下ポケモン)シリーズに関して、販売中止を求める運動の開始を宣言する。
はじめに
ポケモンは日本だけでなく世界中で販売されている人気コンテンツであるが、私はこれが子供たちに多大なる悪影響を与えていることを懸念している。
ポケモンシリーズが1億本以上も売れているという現状から、その影響は計り知れず、子供たちの健全な教育を破壊し、まっとうな人格の形成を妨げる恐れがあるのは疑いようがない。
ポケモンに含まれる教育に害を与える内容は大きく分けて二つある。
・動物虐待
・科学的事実の誤認
以下、詳細を示す。
動物虐待
ポケモンには動物虐待を推奨、動物保護の倫理に反する内容が含まれている。
その内容を記述していく。
1
プレイヤーはポケモンを「突然飛び出してきた」という理由だけで痛めつけ、瀕死の重傷を終わせる、もしくは殺害する。(動物虐待の最たる例である)
2
1のとき、プレイヤーは手を出さず、ポケモン同士を土佐犬のように戦わせる。(これもまた動物虐待、および一方的な使役であり搾取である)
3
プレイヤーは痛めつけたポケモンをモンスターボールという、ポケモン自体よりはるかに小さい、掌ほどの大きさの球体に閉じ込め捕獲する。(一般に狩猟は認められておらず、捕獲した動物を球体に押し込めるのは動物保護に反する)
4
プレイヤーはみずから痛めつけ捕獲したポケモンを治療するが、その理由はまた別のポケモンと戦わせるためであり、野生に逃すためではない。(野生動物の家畜化、あるいは奴隷化とさえいえる)
5
プレイヤーはときにポケモンに薬物を投与し、不自然な発育をさせることがある。(ドーピングは自然な発育にとって明らかに悪影響を与える)
6
ゲーム中ではポケモンバトルという、ポケモントレーナー同士の決闘が当たり前のように行われている。(決闘は犯罪である)
7
6のとき、プレイヤーは賞金を賭けて決闘する(賭博は犯罪である)
8
プレイヤーはときに希少なポケモンを自分勝手な理由から襲撃し、捕獲もしくは殺害する。(希少動物の保護に反する)
9
「タマゴうみ」というのは使用したポケモンの体力が回復する技であるが、自分で産んだ卵を食べているとしか考えられない。(カニバリズムを想起させ、それをトレーナーがさせていると考えるのが自然である)
これらの明白な事実内容により、ポケモンが子供たちに与える悪影響については想像するだけで恐ろしいものがある。
科学的事実の誤認
ポケモンは科学的に立証された事実を無視し、事実と反する事柄を流布している。
この点については動物虐待よりもはるかに教育、特に科学教育に悪影響を与えている。
誤認の内容について記述し、より正確な科学的事実を示していく。
1
ポケモンはシリーズを通してゲーム中で「進化」という用語を使用しているが、これは実際には「変態」のほうがふさわしく、「進化」に対する多大な誤解を生じさせている。
ゲーム中での「進化」は一瞬にしてポケモンの形態が変化するが、例えばセミの羽化やチョウの羽化などではそれに似たことが起きるものの、それは「進化」ではなく「変態」である。
「進化」とは一世代で起こるものではなく、遠大な時間を経て何世代もかけて起きる漸進的な現象である。
また「進化」は必ずしも「進歩」を意味しないが、ゲーム中ではすべての「進化」において「進歩」的現象が見られる。
さらに、ゲーム中では「進化」をキャンセルしたりアイテムによって起こさないようにすることができるが、実際には任意に止めることはできない。
2
シリーズの金、銀以降では交配システムが採用され、ポケモン同士を交配させて卵を産ませることができるが、交配とは種を超えてはなされない現象である。
ゲーム中ではあるポケモンが複数種のポケモンと交配できるが、これは生物学的にそれらの種が明らかに見た目が違うにもかかわらず同一種であると言っているのと同じである。
種と種は互いに交配できないことによって独立した種として認められるのである。
3
2のとき、明らかに哺乳動物、あるいは無機物のように見えるポケモンでさえ卵を産む。
無機物が卵を産まないのは当然であるが、例えばミルタンクというポケモンは哺乳動物の典型であるが卵生である。
子を乳で育てる動物は哺乳動物であり、カモノハシやハリモグラを除いて卵生の哺乳動物は存在しない。
よって、すべての動物が卵生であるという誤解を生じさせる可能性がある。
ただし、ポケモンが動物ではないとすれば(おそらくその可能性はかなり高い――現実に意思をもって動く植物は存在しないため、ナッシーなどはポケモンと呼ぶことしかできない)、すべての種が卵生であるということは認めることができる。
4
ポケモンは20世紀初期に完全に否定された「獲得形質の遺伝」を肯定している。
3でポケモンは動物でも植物でもなく「ポケモン」であるかもしれないとしたが、たとえそれを認めたとしても「進化」の誤解は肯定されず、相変わらず「進化」という言葉の用法については誤ったままである。
そのため、「獲得形質の遺伝」は否定されなければならない。
「獲得形質の遺伝」とは、例えば親が鍛えた筋肉が子に「そのままの形」で遺伝することを意味する。
実際にはそんなことはありえず、子はわずかな筋肉を持って生まれてくる。
親ポケモンの能力値を向上させると子ポケモンが高い能力値を持って産まれてくるというのは科学的事実に明白に反している。
また、親ポケモンが後天的に覚えた技を子ポケモンが生まれたときから覚えているというも「獲得形質の遺伝」の肯定であり、ありえない。
もし「獲得形質の遺伝」を認めれるとすれば、遺伝すべきは能力値や技ではなく、体の傷である(それはおそらくトレーナーによって強制的に戦わされたときに負った傷であろう)。
以上から、子供たちに(あるいは大人たちにさえ)科学的事実を誤認させる可能性がある。
ポケモン販売中止運動に関する宣言
もしも私の運動に賛同する方がいれば、ぜひコメント欄に署名をしていただきたい。
我々は一致団結して子供たちの健全な教育のために戦っていかなければならないのである。
ポケモンはいわゆる残虐ゲームの体裁をしてないためにこれまで見過ごされてきたかもしれないが、これからはそうはいかない。
ポケモンは即刻販売中止にすべきである。
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