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【生活“不”必需品情報館】中国なんの…「海猿」の真の敵は船酔い!?
このニュースのトピックス:健康・メタボ
音楽の指揮者にオンチはいないと聞いたことがある。日々乗り物に携わる仕事をしている人に、乗り物酔いをする人はいないのか。新幹線でも酔う私は疑問に思ったのである。
フジテレビと縁がある産経新聞なので“海猿”ブームにあやかって海上保安庁に聞いてみた。「採用の条件に船酔いするかは問いません。入って間もない職員は特にそうですが、船酔いする人は結構います」
海難事故や某国漁船が体当たりしてくるような緊迫する現場。「船酔いで動けません!」と袋片手にラストメッセージを送る、伊藤英明さん演じる仙崎大輔みたいなイケメン乗員もいるわけですか。
「現場までは酔っていても、近づくにつれ緊張感から船酔いを忘れるんですよ。酔っている場合ではありませんからね」。そういえば、私も妻が運転する車は妙な緊張感があって酔いません。
海保秘伝の船酔い解消術はないものか。「長く船に乗ると解消されると聞きます。結局は慣れです。よく『遠くを見ていたらいい』と言いますが、荒波の中では遠くも何もないです」
ちなみに、取材にお答えいただいた広報担当者の乗船経験は6年。船酔いは解消されなかったという。=文・渡部圭介(33)
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35歳以下の記者で取材・執筆しています。当<生活“不”必需品情報館>では、日常生活の素朴なギモンを調べます。
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