トップ > おさらい > 「夢のオフィス訪問ツアー ~ヒット連発の出版社を探検!~ 後編」
2010年11月14日放送
夢のオフィスツアー。前回に引き続き訪ねるのは、大手出版社・集英社。後編では、いよいよ発行部数300万部の大人気コミック誌「週刊少年ジャンプ」の編集部に潜入。大ヒット漫画を次々と生み出すヒミツに迫る。普段は取材NGの「週刊少年ジャンプ」編集部。まず出会ったのは、NHKでアニメも放送している人気作品「バクマン。」の編集者。入社2年目で大人気作品を任されているという若き担当者に、編集者ならではの苦労を聞く。
さらに、これまでコミックを2億冊を売り上げたという「ONE PIECE」を担当するイケメン編集者も発見。世界で一枚しかないという直筆の原稿など、一同の興奮はMAXに!漫画家と編集者の固い絆に、仕事の極意を学ぶ!ゲストは山本梓さん。
「めざせ!会社の星」の雰囲気を知っていただくため、 ただいま前回放送の模様の一部を動画でご覧いただけます。 次回の放送もどうぞご期待ください!
いよいよ一行は「週刊少年ジャンプ」編集部へ。
まず出会ったのは、NHKで10月からアニメもスタートした人気漫画「バクマン。」の担当編集者、門司健吾さん。現場で聞いた、漫画雑誌の編集者の仕事とは・・・?
マンガ編集者の仕事(1) ネーム指定
作家が描いた手書きの原稿の文字のサイズやフォント(字体)などを決める仕事。
強調したいところの文字の大きさを変えたりすることで、より読みやすい作品になるようにしています。
マンガ編集者の仕事(2)ストーリーやキャラクター設定の打ち合わせ
作家と一緒に、ストーリー展開などをひんぱんに話し合い、より魅力的な作品になるよう、一緒に考えていくんだとか。
マンガ編集者の仕事(3)アニメや関連グッズの内容をチェックする
人気作品になると、アニメやグッズなど幅広い分野に展開されるマンガ。
その内容を細かくチェックし、原作を損なわないものになっているか、ひとつひとつ確認するのも編集者の仕事なんです。
次に出会ったのは、なんと2億冊以上を売り上げているメガヒット作品「ONE PIECE」の担当編集者、服部ジャン・バティスト哲さん。
服部さんがいつも心がけていることは
読者目線で、面白さが伝わるかどうか判断する
ストーリーがおもしろいか、読者が楽しめるかどうか、常に読者目線に立ち作者と対等、という意識で話をしているそうです。