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【現場発 ニュースを見に行く】横浜厳戒 APEC警備に全国の警察官集結 (2/5ページ)

2010.11.14 07:00
このニュースのトピックス現場発 ニュースを見に行く
横浜APEC初日、警備犬による検索も始まった=7日午前、横浜市(寺河内美奈撮影)横浜APEC初日、警備犬による検索も始まった=7日午前、横浜市(寺河内美奈撮影)

 少し離れた空き地には機動隊のバスや特殊車両など何十台もの警察車両がずらり。宇都宮、習志野、岡山、そして沖縄…と日本全国のナンバーがそろう。こうした様子をカメラに収めていると、警視庁の警察官から職務質問を受けた。

 「何の写真を?」。記者証を示し取材と告げると、この警察官はやさしい口調で「この後も同じことを尋ねられるかもしれませんが、どうかご理解ください」。言葉通り、この後4人の警察官から職務質問を受けた。

 足下に視線を移すと、マンホールにはすべて封印が。何度も張り直した後があり、毎日きっちりチェックしている様子がうかがえる。まさに蟻1匹通さない厳重警備だ。

 ただ、あまりの厳戒ぶりに住民からはため息も漏れた。近くの高層マンションに住むという主婦(53)は「厳重な警備は仕方ないと思いますが、車だけは使う気になれず不便でした。会議場の近くに住んでいるので仕方ないのですが、頻繁にこんな大きな会議が開かれると…。できればたまにでお願いしたい」。

「初」「異例」づくし

 2年前のサミット会場は北海道・洞爺湖が選ばれた。その大きな理由は警備のしやすさだ。周辺にはホテル以外に何もなく、要人を完全に遮断できる。郊外を会場にするこのリトリート(隠れ家)方式は今や世界の主流だが、今回は経済が主題の国際会議で経済界との交流が必要ということも踏まえ、利便性の高い横浜での開催が決まった。

このニュースの写真

横浜APEC初日、警備犬による検索も始まった=7日午前、横浜市(寺河内美奈撮影)
APEC警備のため初めて導入された自律型無人警戒艇。水中ソナーやカメラが装備され、赤外線センサーを使い24時間体制で海底・海面を警備できる=8日午後、横浜市中区(寺河内美奈撮影)
今回のAPEC警備で初めて導入された自律型無人警戒艇。水中ソナーやカメラが装備され、赤外線センサーを使い24時間体制で海底・海面を自動で動き警備する=8日午後、横浜市中区(寺河内美奈撮影)
横浜APEC初日、「APEC反対」と叫ぶ男性らが現れると一気に警備が強化された=7日午前、横浜市のパシフィコ横浜前(寺河内美奈撮影)
横浜APEC初日、警備犬による検索も始まった=7日午前、横浜市(寺河内美奈撮影)
横浜APEC初日、ヘリが頻繁に会場周辺を飛んだ。空からの警備も強化されている=7日午後、横浜市(寺河内美奈撮影)
横浜APEC会場周辺に強風が吹き、砂ぼこりで警察官の姿が見えなくなるほどに。先行き不透明な日本を象徴しているかのような光景だった=9日午前、横浜市西区(寺河内美奈撮影)
横浜APEC初日、「APEC反対」と叫ぶ男性(右)が現れると、会場前は一気に警戒が強まった=7日午前、横浜市西区(寺河内美奈撮影)
横浜APEC初日、「APEC反対」と叫ぶ男性らが現れると会場前の警備は一気に強化された=7日午後、横浜市のパシフィコ横浜前(寺河内美奈撮影)
横浜APEC初日、「APEC反対」と叫ぶ男性(携帯電話を持っている男性)が現れると、会場前は一気に警戒が強まった=7日午前、横浜市西区(寺河内美奈撮影)
横浜APECが始まり、会場周辺では海上保安庁による海上警備も本格化している=10日午後、横浜市西区(寺河内美奈撮影)
横浜APECに向けの会場周辺に集まった警察車両=6日午前、神奈川県横浜市(寺河内美奈撮影)
横浜APEC会場周辺の検問所。運転手は必ず行き先を確認され、免許証もチェックされる=9日午前、横浜市西区(寺河内美奈撮影)
横浜APEC会場の周辺で強風が吹き、警察車両の駐車場では砂ぼこりが舞った。警備の警察官が目をつむってしまうほどだった=9日午前、横浜市西区(寺河内美奈撮影)
横浜APECに向けの会場周辺に集まった警察車両=6日午前、神奈川県横浜市(寺河内美奈撮影)
早朝から海上を警備する神奈川県警や海上保安庁=11日午前、横浜市(寺河内美奈撮影)
早朝の通勤時間にAPEC会場周辺を警備する警察官ら=11日午前、横浜市(寺河内美奈撮影)
厳重な警備体制が敷かれているAPEC会場前=11日午前、横浜市(寺河内美奈撮影)

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