せと弘幸Blog『日本よ何処へ』

　【仙谷】自由社会に対する最大の癌細胞

　屁理屈と独善、詭弁を連発し恥じない狂気

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へそが茶を沸かす　仙谷氏の詭弁と独善

尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件をきっかけに仙谷由人官房長官の詭弁（きべん）と独善に磨きがかかってきた。事件に関する「厳秘」資料を不用意に広げて衆院第１委員室で撮影されると、正当な取材活動を「盗撮」呼ばわりした揚げ句、今度は写真取材の規制強化に意気込むとは、呆れてモノも言えない。

　「由々しき事件だ。徹底的に調べていただかないといけない。私の刑事事件経験を含めた常識からいっても、その広さと深さの想像がつかない…」

　仙谷氏は１０日、ビデオ映像流出を認めた海上保安官に対し、逮捕もされていないのにこう決めつけ、その悪質性を強調した。

　さすが「健忘症」を自認するだけのことはある。民主党の小沢一郎元代表の強制起訴が決まった１０月４日、「起訴されても有罪判決が確定するまでは被告人は推定無罪の立場だ。その原則だけは考えなければならない」と説いたことをすっかりお忘れのようだ。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101112/
plc1011122341025-n1.htm
















　がん細胞は放っておけば健全な身体を蝕む、早急に切除しなくてはいけない。今自由社会に取ってこの男ほど危険な存在はない。この男をこのままにしておくことは、我々が守り育ててきた自由な言論や政治活動の自由が失われる社会の到来を招くことになりかねない。

　この男の言動は極めていい加減であり、全ては自分の保身を優先させていることは最早疑いない事実だ。何でもない映像を突然思いつきで機密扱いして、永久に葬り去ろうとするなど、およそ真人間のやることとはとても思えない。

　詭弁の幾つかをここで検証して見ましょう。

　「政治職と執行職のトップの責任のありかたは違う」

　奇妙な論理を披瀝した。国土交通省に所属する海上保安庁のトップは鈴木海保長官であるが、その上には馬渕国土交通省大臣がいる。

　当然、海上保安庁に不祥事があればその責任はトップの馬渕大臣にあるのは当然だが、仙谷に言わせれば鈴木長官は責任があっても、馬渕大臣にはないらしい。

　それをこの政治職と執行職の・・・・などというロジックで誤魔化したのです。これでは民主党の言っていた政治主導という言葉は一体なんだったのでしょう？

　ヘマをやれば官僚の責任、上手にやれば政治家の手柄。

　おそらくこのような論理が頭にあって、そこからこのような責任論が発せられたと思いますが、余りにもお粗末と言うか論評にも値しない愚かな言葉です。

　「由々しき事件だ。徹底的に調べていただかないといけない。私の刑事事件経験を含めた常識からいっても、その広さと深さの想像がつかない…」

　自分が弁護士なので、このように語っておけば、先ずは反論は簡単には出来ないだろうーそのような思考がこの男にはあるようだ。「経験を含めた常識」って、そんな抽象論を言われてもサッパリ分からない。

　先ずは「由々しき事件だ」というが、事件にしたのは仙谷さん、アンタだろうと言いたい。本来国民が一番先に知っていなければならない事実を隠蔽して秘密扱いにしたことが事の発端だ。

　自分が作り出しておいて、「徹底的に調べていただかないと」とは笑ってしまいますよ。徹底的に調べなければならないのは、支那中国との密約で国民の知る権利を奪ったアンタの行いだろう。

　国民を侮ってはいけない。

　仙谷官房長官が事実を捻じ曲げ、奇妙奇天烈な論理展開を試みて誤魔かしているのは、誰でも知っている。本人はそれで騙せるだろうと高を括ってくいるつもりだろうが、余り国民を見くびった真似をしていると、とんでもないしっぺ返しを食らいますよ。

　「私の刑事事件経験を含めた常識からいっても、その広さと深さの想像がつかない…」
　
　最後になりますが、この発言は本来弁護士としては言うべきものではなく、撤回すべき発言でしょう。小沢一郎が起訴されたときに仙谷は何と言ったか？

　「起訴されても有罪判決が確定するまでは被告人は推定無罪の立場だ。その原則だけは考えなければならない」

　今回の出頭した海保職員に関しては起訴されるどころか、まだ逮捕もされていない。それを今の段階でのこの言葉は弁護士としての資質を疑う言葉です。

　おそらく仙谷は一人でやったのではなく、海上保安庁が組織的に関与したとでも疑っているのでしょう。そうでもなければ「その広さと深さの想像もつかない」などの言葉が出る訳がない。

　名乗り出た職員が神戸だったので、協力者が別にいたと確信していたのでしょう。しかし、その映像は当初は全国どこからでも誰でも閲覧が可能だった。

　これって、随分マヌケなことじゃないですか？

　「想像もつかない」などと言わないで、どんな事態を想像してこんな言葉を吐いたのか？是非共そのこともいつものように饒舌に語って欲しいものです。

　お知らせ
　　　　　　　　　　　　
　維新政党・新風の新しい代表に鈴木信行さんが決定しました。
　
　若い世代へとバトンタッチとなりました。今後のご活躍に期待致します。頑張って下さい。



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